ネパール旅行記14 1年ぶりにネパールを目指す

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前回、初めてのネパールで淡い恋をしてから約1年後。私は再びネパールに舞い戻りました。そしてこの2回目のネパールには連れがいました。まあ正確に言うと後から合流する形で、という意味なのですが。それは私がネパールに向かう2週間前のバンコクでのこと。

その時も私はいつものようにバンコクを起点にして旅行をしていました。そしてその時の旅行のメインもネパールでした。1年ぶりのネパール。最後こそ心残り満載でネパールを後にしましたが、全体としてネパールには良い思い出しかありませんでした。

またネパールに行きたい。そう思い、再びバンコクからお馴染みのビーマンバングラディッシュ航空でバングラディッシュのダッカ経由でネパールに向かうことにしました。そんな旅立ちを控えたある日のこと。いつものようにカオサンで飲んでいると一人の日本人女性に出会いました。

お互い一人旅ということもあり、意気投合。今までの旅路とこれからの予定を酒を飲みながら語り合っていました。そしてその中で私が、この後ネパールに行く、そういうと彼女は驚きながら、え!私も行くよ!と言いました。

聞くと私がネパールに旅立つ数日後、彼女も追いかけてくるようにネパールに来るそう。そして彼女は初めてのネパールということでした。まあ私も前年に一度行っただけなので偉そうなことは言えないのですが。

マジかー。よかったらカトマンズの空港で出迎えようか?

>本当!嬉しい!ありがとう。お願いするね。

じゃあついでにゲストハウスの部屋も取っておくわ。

聞くと彼女の飛行機の予定は、カトマンズに夜到着の便でした。そこから市内に向かってゲストハウスを探すのは女性にはしんどいかなと思っての提案でした。決して下心で言ったのではありませんでした。

彼女もやはりそのことは不安だったようで喜んでいました。本当は予算オーバーでも高いホテルを予約しようか迷っていたようです。そんなことなら私同様ビーマンバングラディッシュ航空で来ればいいのに・・・一瞬そう思いましたが、あれはあれできついか。そう思いなおしました。

私は彼女のやってくる飛行機の便名と日時、彼女のメールアドレスをメモして、その日はお別れとなりました。そして私は一足先に1年ぶりのネパールを目指すことにしました。ビーマンバングラディッシュ航空で(ただビーマンバングラディッシュ航空って言いたいだけ)。



ネパール(絵を見て話せるタビトモ会話) (絵を見て話せるタビトモ会話―アジア)