怒る:グロート:โกรธ
激怒する:モーホー:โมโห
マジでムカつくんだよ!:マンサイ・チンチン:หมั่นไส้มึงจริงๆ
タイ人と仕事をしていると、いらつくことが多々あります。はじめはこちらのタイ語力が低いせいかな、と自省したりしていたのですが・・・ある程度タイ語ができるようになるとそれが違うことに気が付きました。
こいつただ単に説明が下手なだけだ。要点を踏まえておらずいらない付属の話が長すぎます。それで意味が分からなかったんだ、と。そう気が付くと、だから結局何なんだ?と何度も言いたくなります。はじめこそ我慢していましたが、途中から我慢できなくなりました。
一つの私の例でいうと、サービスアパートの管理人として働いていた時のこと。出社すると受付の女の子が朝一番に私の元にやってきました。どうやら昨晩にお客さんから連絡があったようです。でも彼女の口から出るのは、アシスタントマネージャーがどうとか、レセプションデパートメントがどうとか、そんなものはうちにはないとか・・・そんな話を一通り聞かされたので、私は一言。
だから一体何なんだ?何が言いたいんだ?!
(レオガイ:แล้วไง)
(レオガイトー:แล้วไงต่อ)
そう聞くと、また初めからアシスタントマネージャーが・・・と話し出します。ああもういい。余計な説明はいらないから、お客さんは何が欲しいんだ?何が知りたいんだ?と要点だけ言え、と言うと、○○さん(私の名前)に説明するの難しいとか言って私を非難する始末。
いい加減イラッと来ましたが、辛抱してよくよく話を聞くと、ただ単に予約した部屋が取れているかどうかの確認だけというオチ。それだけ・・・だと?何だったんだあの時間は?あの長々としたいらない付属の部分の話いる?ちゃんと自分で話を整理してから来いと。
・・・まあよくよく考えてみるとこれは別にタイ人が、というわけではないのかもしれません。ひょっとしたら外国人と働くときのあるあるなのかもしれません。というよりも日本で働いていても仕事のできない後輩や部下でも一緒かもしれません。しかし、あくまで主観ですが、日本でよりもその頻度が多い気はします。
そして何よりムカッとするのは相手(外国人側)はそれをこちらの語学力不足と認識したりすることです。いや違うから。そっちの説明が下手なだけだから。説明する側が話がまとまっていないのにこっちにそれを放り込んでくるなよと。
しかし、こんなことでカリカリしていると、
怒りっぽい:キー・モーホー:ขี้โมโห
落ち着いて、冷静に:ジャイ・イェン・イェン:ใจเย็นเย็น
などと言われたりします。これがまたムカつくわけです。誰がカリカリさせてるんだと。原因はそっちだろうと。まるでこっちがキレやすいみたいな言い方しやがってと。
しかし・・・そんなことが何度となくあるとこちらもやがて諦めの境地に達するわけです。怒っていても仕方がない。と言うか怒ること自体疲れる。だったらすべてを受け入れようと・・・そんなわけで私は思わぬ形でタイで怒りと言う感情を捨てることになりました。
タイ語学習には以下の2つの辞書がオススメです。