海外移住日記第82話 深夜のウォーキングストリートで二手に分かれる

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ウォーキングストリートで二手に分かれる

バービヤはゴーゴーと違い、日本でいうガールズバー的な感じでお酒を飲みながら女の子とおしゃべりができます。しかし、何といっても可愛い子がいない!ゴーゴーバーを見てからだとどうしても見劣りしてしまいます。見渡す限りおばちゃんばっかりです。そして、おっ!可愛いかも・・・と思ったらオカマだったりします。

場所の捜索に難航しましたが、何とか若くて可愛らしい女の子がちょうど2人いる店を発見。もうここでいいわ、と疲れ果てていたのもあり、そこで飲むことにしました。客もちょうど私たちしかいなかったので店の音楽の音量下げてくれとお願いし、それぞれ思い思いに女の子とおしゃべりをすることにしました。

私はタイ語で大丈夫でしたが、友人は当然タイ語は話せません。しかし、ここは観光都市パタヤ。女の子は女の子で片言の日本語と英語のちゃんぽんで友人とコミュニケーションをとっていました。まあそれでなくても友人は、こと相手が女性となれば言葉が通じなくてもボディランゲージで意思疎通できるという特技の持ち主。

友人は私の心配をよそに楽しく女の子との会話を楽しんでいるようでした。しかし、すでに時間は午前2時前。さあどうするか?正直私は痛風の発作を抑え込むことに全精力を注いでいたためこの後女の子をどうのこうのしようとかはありません。しかし・・・と隣の友人を見るとすでにセクハラモードに突入し、女の子の太ももやお尻を揉みしだいていました。仕方ない。

せっかくのパタヤの夜なんで思い出作ってきたらどうですか?

>いやあ、そう?そうだよなー。でもいくらするんだろう?

・・・・・じゃあ俺が金額聞きましょうか?

>あー・・・お願いするわ。

ねえねえここってペイバー(連れ出し料)いくら?

>300B

あっそう。じゃあショートは?

>2000B

2000Bだそうです。

>そうか・・・どうしようかな・・・

行ったほうがいいですよ。後悔先に立たず、旅の恥はかき捨て、ですよ。

>・・・よし、俺行くわ。

ということで友人は女の子を連れだすことを決心したようでした。そして当の私はというと・・・目の前にいる娘はあまりタイプではなかったこともありペイバーすることなく、そこから少し小道に知り合いの女の子のいるバーがあったのでそちらに顔を出すことにしました。

俺近くの知り合いのところで飲んでいるんで終わったら連絡下さい。

>分かった。多分早いと思うから安心して。

ういっす

てな感じで二手に分かれることになりました。