中東旅行記13 イスラエルに行くかどうかで迷う

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無事ヨルダンの首都アンマンに到着して皆で軽い昼食をとった後一旦部屋に戻り昼寝をするっことにしました。やはり若いとは言え、慣れない中東の旅に疲れていたのか、皆たっぷり夕方までぐっすり寝込んでしまいました。

特に無理に起こしたりすることなく、起きた順にロビーに出てきては、だらだら会話をしながら皆が起きてくるのを待ちました。結局全員集合したのが夜の8時。それじゃあ夕食に行きますかということになりました。

近くの食堂で夕食を取ったあと散歩がてら街歩きをすることにしました。しかし問題はさあこれからのこと。それは中東を北からにせよ南からにせよ縦断する旅人にとってアンマンで一つの岐路に立たされます。要するにその選択肢になるのは、イスラエルに行くかどうか、でした。

イスラエル。いわずと知れた秘密国家。ユダヤ人の国です。都市伝説的に一部では、世界の金融を牛耳っているだの、アメリカを裏から操っているだの、核兵器を持っているだの(これは本当みたいですが)・・・まあ色々と噂の絶えない国になります。

そんなイスラエルですが、今は昔よりももっと治安が悪くなっているようですが、当時も相当のものでした。というよりも今ではイスラエルなんかよりもヨルダンがもっと大変なことになっているわけなのですが、ISISの奴らのせいで。

まあそんなこんなで、このアンマンでイスラエルに向かうかどうかの判断をすることになります。なぜそこまで重要視するかというと・・・イスラエルは周辺をすべて敵対国に地続きで囲まれて、戦争または準戦争状態の国になります。

日本でいえば、韓国と北朝鮮と中国とロシアと陸でつながり国境を面しているようなものです・・・おお今想像しただけでゾッとしました。

そんなイスラエルなので当然アラブ周辺国から嫌われまくっています。そのためイスラエルの入国出国スタンプがあるとアラブ諸国への入国ができなくなることがあります。まあ、これは別紙にスタンプを押してもらい、自分のパスポートにはその形跡が残らないようにする、という裏技もあるのでそこまで大きな問題にはならないのですが。

とにかくそんなこともあり、ここヨルダンのアンマンで4人の行き先に微妙な違いが出てくることになりました。



アラブとイスラエル パレスチナ問題の構図 (講談社現代新書)