中東旅行記16 イスラエル入国

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翌日私はエジプトから一緒に旅した友人たちと別れ一人イスラエルへ向かいました。イスラエルへは、ヨルダンからキングフセイン国境を越えて4時間ほどで到着します。この際ヨルダン出国スタンプとイスラエル入国スタンプは別紙に押してもらうことになります。というのもイスラエルのスタンプがあるとほかの中東諸国へ入国できなくなる可能性があるからです。

特に私の場合、ヨルダンの隣国シリアが旅の最大の目的ということもあり、入国拒否みたいなことになれば、今回の旅の存在意義自体を失ってしまいます。しかし、イスラエル入国の際、綺麗なイスラエル女性の担当官がちょっと悲しそうな顔を見るのは少し忍びない気持ちになったことは内緒です。

ちなみにこのイスラエル入国の際、嘘をついていそう、とか、つじつまが合わない、なんて思われると別室行きになるそうです。私は大丈夫でしたが・・・そんな当時のエルサレムですが、普通に観光する分には、治安は全く問題ありませんでした。

逆に警官や兵士が多いので、それなりに安心感があったりします。今だとどうなんだろうか?ただイスラエルはほぼ準戦時国家なので、それだけ緊張感をもって警備やら捜査してると思われるので意外にヨーロッパなどより安全なのかもしれません。

しかしそれでもガザなどはやはり当時からヤバイ雰囲気でした。何せ空気がピリピリしています。でもこれは今と昔とでは根本的な質の違いがありそうです。と言うのも昔私が滞在した当時はただ単に険悪といった感じでした。

しかし、今のように女性や子供が自爆テロをするような状況となっては、やはり空気は完全に違ってくると思います。まあ昔の私たちは本当に頭がおかしかったので、面白がって治安の悪いところほど嬉々として言っていましたが、今は本当に近づいてはいけないと思います。

ちなみにエルサレムには、複数の民族が住んでいます。イスラム教地区、キリスト教地区、ユダヤ人地区、アルメニア人地区、などなどがあります。何せこのエルサレムは、イスラム教、キリスト教、ユダヤ教、の3つの宗教の聖地。そしてそんなエルサレム旧市街は、もちろん世界遺産です。

本当にこんな逆鱗みたいなところに手を出して、今や世界中を混乱の渦に叩き落したイギリスとフランスには責任を取ってもらいたいと思います。イギリスとフランスさえこの地で暗躍しなければ、今のこの自爆テロと殺戮の欧州は、いや応酬はなかったかもしれません。すべての元凶は、このエルサレムの取り扱いから生まれたといっても過言ではありません。

とまあ話が飛躍しすぎてしまいましたが、それでも本当に当時の中東は平和そのものだったんですよ。夜中でも歩けるくらい。それはこのイスラエルでも同様でした。どこかのんびりしているムードさえありました。それが今や・・・隔世の感があります。

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