中東旅行記24 クラック・デ・シュバリエへ向かう

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アレッポの後は、クラック・デ・シュバリエ、に向かう予定でいました。このクラック・デ・シュバリエの魅力は中東を旅行している際中、出会う旅人、出会う旅人、皆から嫌というほど聞かされていました。

ちなみにアレッポで偶然の再会を果たした友人の日本人の女の子からもクラック・デ・シュバリエの魅力をお腹一杯聞かされていました。当然もともと行くつもりではありましたが、そこまで聞かされては行かないわけにはいきません。

クラック・デ・シュヴァリエは、シリアに築かれた十字軍時代の代表的な城で、当時の築城技術の粋を究めたものと評価されている。1142年から1171年まで、聖ヨハネ騎士団の拠点として使用された。

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クラック・デ・シュバリエは、当初からシリアの2大目的の一つでした。そしておそらく当時シリアを訪れた日本人観光客は全員あそこへ行っているのではないでしょうか。その大きな理由は何といってもこのクラック・デ・シュバリエが、ジブリの人気アニメ映画“天空の城ラピュタ”のラピュタ城のモデルとなった城と言われているからです。


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バックパッカーとジブリ作品は切っても切れない関係記事参照があります。都市伝説レベルのもの、あそこはジブリのモデルになった町だ、遺跡だ、などと実しやかに囁かれるところが確かに世界中にたくさんあります。

が、このクラック・デ・シュバリエはほぼ間違いなくラピュタ城のモデルだと思います。というか20年経った今でもこのクラック・デ・シュバリエという単語がすらすらと出てくる時点でどれだけ記憶として鮮明に残っているかの証拠だと思います。

ちなみにこのクラック・デ・シュバリエには、近隣のハマと呼ばれる町から向かうことにしていました。アレッポからハマまではおよそ120㎞。朝一にアレッポを出たおかげでハマに着いたのはお昼前でした。近くのゲストハウスにチェックインし、とりあえず荷物だけ置いてさっそくクラック・デ・シュバリエ行きのセビリアに乗り込みました。

すると驚いたことに何とそのセビリアには3人の日本人が乗っていました。セビリア自体10人ほどしか乗れない車内のため自然と隣り合わせになることになります。その時の気まずさったらありませんでした。ああ・・・どうも。みたいな感じで会釈したりしました。

しかし旅は道連れ。もうどうにでもなれ、と話しかけることにしました。すると向こうも気まずさに耐えきれなかったのか、気づくと車内の日本人(私を含め4人)全員でクロストークしていました。

やはり全員目的はクラック・デ・シュバリエでした。まあそれはそうです。それ行きのセビリアに乗っているわけですから。というわけで一人旅で風情を味わいたいと誰しもが思っていたのでしょうが、こうなったら仕方がないと全員で観光することにあいなりました。



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