フィリピン・アンヘレス旅行記5

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前々回も書きましたが、マニラ空港からアンヘレスへ向かうバスの車内は激寒でした。極寒。そんな言葉がぴったりでした。それもそのはず、車内前方にある温度計は16度!を指していました・・・なぜだ!日本は28度設定が奨励される節電国家。16度なぞ日本の役所が見たら怒りで卒倒しそうな温度設定。

ちなみに私がフィリピンを訪れたのは2月頭。たまたまなのかいつもなのかは分かりませんが、気温25度ほど。過ごしやすい温度でした。むしろエアコンなんてないほうが快適なくらい。だのになぜ車内は16度なんだ。ほら車内の外国人みな咳き込んでいるぞ。皆腕を伸ばして上部のエアコンの送風口を閉じようと頑張っているぞ。

よく見たらフィリピン人とおぼしき人は皆上着というかダウンを着込んでいる人もいます!・・・一体誰が得しているんだこの温度設定は!タイでもバスや公共交通機関のエアコンが冷えすぎなことがありますが、フィリピンのそれは度肝を抜かれる寒さでした・・・そういえばバンコクからマニラに向かうセブパシフィック航空の飛行機内も寒かった。

アジアの一部の国では、エアコンをガンガン効かすことがお客への最大?のサービスと言われています。また暑い国なのに、わざわざ空調の利いた室内で上着を着込んで働くことがステイタスとも言われていたりします。

この温度設定はその名残が関係しているのだろうか?などと考えながら早くアンヘレスへ着けと我慢していました。しかしマニラ空港から市内へと出る道は大渋滞。それは地平の先まで車で埋まっている状態でした。おおぅ。こんな渋滞バンコクでも見たことない・・・。

ひょっとしたらこのままマニラ市内から抜け出せないんじゃ・・・そう極寒の中震えながら心配していましたが、バスは大型のバスだったのですが、少しの隙間を見つけると車体をねじこむように車線変更を繰り返しながら少しづつではありますが前進していきました。

すごい技術だ。よくこんな運転で事故にならないな。などと感心しつつ、いやそんな技術を身に着けるくらいなら渋滞解消に全力を注げよとも思いました。タイのバンコクもそうですが、フィリピンの渋滞を見ると日本の都市部の渋滞がかわいく見えます。日本のはあれは渋滞じゃあない。ただちょっと混んでるだけだと。

そんなこんなで少しずつではありますが、前進していき、市内を出るころには道も空き始めていました。やっと流れに乗った。そして私たちを乗せたバスはたっぷり3時間かけてアンヘレスに到着しました。