フィリピン・アンヘレス旅行記11

Pocket

ゴーゴーのママさんによって無理やり?女の子を呼ぶことになった私。確かに彼女が意中の娘だったとはいえ、気まずいことこの上ありません・・・いやまあどっちにしろ結果は同じなんですが、それでも私は良く言えば、風情を気にする男。まあ悪く言えば、ただのヘタレ。

そのまままるで無理やりお見合いさせられたみたいな感じでぎこちなく会話がスタート。うーん。話すことがない。そして相手の英語も聞き取りづらい。そしてついつい顔を出してくるタイ語。アライナ?(何?)とか言ってる場合ではない。でも英語が全然出てこない。とりあえず名前と年齢、出身地というまるで英語の教科書の1ページ目に書かれているような言葉を並べ立ててみるものの、会話が盛り上がりません。

かと言って私の目の前に座っている韓国人の如く、強引に女の子を引き寄せ、何の脈絡もなく女の子の体に触ってセクハラ三昧もできない。というかしたくない。まさに反面教師でした。まあ私も同じ店に来ているので完全に同じ貉なのですが、でも同じ悪でも彼らのように最悪にはなりたくない。まあこれは完全にこっちの都合です。女の子からすればどっちもどっちだと思っているかもしれません。目くそ鼻くそだと。でもそれならせめて目くそでいたい。

そう自問自答していても女の子との会話は盛り上がらない一方。するとそんな状況を見かねたのかママさんが助け船を出して、会話をつないでくれました。というか途中からママさんと女の子が二人で話し合っていましたが・・・二人の会話を何気なく聞いていると

・・・もっとお客さんと積極的に話せ。もっとくっつけ。もっとボディタッチをしろ。みたいなことを言い、けしかけていました。いや全部丸聞こえですけど。彼女も困ったように苦笑していました。分かる分かる。その気持ち。途中彼女と目が合い、思わず微笑みあいました。でもママさん逆にありがとう。あなたのおかげで逆に心が少しだけ通じ合うことができました。

そんな感じで多少の気まずさはありましたが、ゆったりとした時間が流れ、気づけば彼女を横につけて1時間ほど経過していました。それにしても今日は飲んだなー。いくら小瓶とはいえ何やかんやで10本ほどは飲んでいます。さすがにしんどいわ。まあもう部屋に戻るか、そう思っているとそんな私の今日は終了の雰囲気が伝わったのでしょうか。さすがゴーゴーのママさん。そんな私の空気をすぐさま察しました。

もう帰る?

>おっ、、うん。チェックして。

女の子はどうする?連れて帰る?

>えっ!?あー、いやー、どうしようかな・・・

連れていけ。連れていけ。何のために横につけたんだ。

>いや、それはママさんが勝手に・・・

それともこの子はタイプじゃないのか?嫌いか?

>いや、嫌いじゃないけど、むしろタイプだけど・・・

それならなんの問題もないじゃない。支度してきな(彼女に向かって)。

お会計~

そんな感じで引きずられるように話が進んでいきました。有り難くないというか、いや有り難いというか・・・彼女も彼女で、本当にいいの?みたいな顔してこちらを振り向きつつ奥に着替えに行きました。そんな感じで私はフィリピン・アンヘレス初日に女の子を連れて帰ることになりました。