マンガ大国日本に生まれて本当に良かったと思う

Pocket

海外で逃避生活を送っていると時間を持て余すことがります。それはそれで贅沢なことなのですが。そんな持て余した時間に何をしているのかというと・・・三線を引いたり記事参照、本を読んだり記事参照、ネットで動画を見たり記事参照、マンガを読んだりしています。これをもったいないと取るか、それとも人生を満喫していると取るは人それぞれと思います。

ところでここタイには、日本のようにマンガ喫茶があります。そういえばかつて、今から20年以上前のカオサンにもマンガ喫茶があったくらいです。タイにまで来てマンガ喫茶かよ、そう思うかもしれませんが結構需要はあるようです。そういう私もそういえば昔カオサンの漫画喫茶に通っていたことがあります。

私は昔からマンガを読むのが好きでした。地元名古屋で暮らしていた時に、週3くらいで行っていた大好きなうどん屋あるのですが、そこには、ジャンプ、マガジン、サンデー、ヤンジャン、ヤンマガ、が毎週そろっていました。店の大将がマンガ好きでした。そこのうどん自体大好きだった私には、一石二鳥で、大好きな味噌煮込みうどんを食べながら、マンガを読みふけっていたものでした。

そんな日本のマンガですが、海外での人気はものすごいです。映画がアメリカのハリウッドが独占しているのならマンガは日本が独占しています。しかし本当海外のマンガ好きな人は大変です。わざわざ翻訳しないといけない。こればかりは日本は完全ガラパゴスで、国際標準化していません。日本のやりたい放題です。というか世界に発信する気がそもそもないのかもしれません。というか日本人だけで楽しんでいたマンガが世界にバレただけなのかもしれません。

そんなに見たいならどうぞ。でも日本語だけどね。的な感じなのかもしれません。そんな感覚だからでしょうか?日本のきめ細かい?というかむしろ変態的なニュアンスが現地の言葉では表現できなかったりするので中々真意が伝わりにくかったりもします。

またここタイのようにタバコのシーンが完全NGな国もあります。その場合、検閲で全て排除されており、訳の分からない絵になっていたりもします。余談ですが、ここタイでは交通事故の血だらけの被害者や死体なんかは平気で紙面を飾るのになぜかタバコはNGだったりします。日本だったら逆なんだと思いますが。やはり日本人の感覚からすると不思議な感じです。

そんなタイにも当然のように日本の漫画が勢ぞろいしています。というよりもタイの本屋のマンガゾーンにはほぼ日本のマンガしかありません。先日行ったローカルな食堂にマンガのGTOが置いてあると思い、注文をしてからおもむろに取ってみるとタイ語バージョンでした。何だよ!と思いながら本棚に戻しました。

またバスの中などで小学生くらいの子供がワンピースのタイ語バージョンを食い入るように見ながらバスに乗っていたのを見て改めてワンピースのすごさを知りました。そういえば先日セブンイレブンでタイのお菓子とワンピースがコラボして商品を出していました。許可を取っているのかどうかは良く分かりませんが。まあセブンイレブンなので無断でやっているとは思えませんが。

最近切に思います。面白いマンガを原作で読める日本人に生まれて良かったと。