フィリピン・アンヘレス旅行記14

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シャワーから上がると彼女はいなくなっていた・・・なんてことはなく、彼女は所在なさげにベッドの上で座っていました。そういえば明かりが暗くなっている。異国の地に異国の女性。しかもタイプの女性。本来ならばテンションが上がりドキドキが止まらないというのが正しい反応だとは思います。しかし、まず思ったのは何といっても気まずさと居づらさ。店でしっかりと会話ができないまま、勢いのまま連れ出してしまったことが原因でした。

それならば部屋に戻る途中や部屋で会話をすればいい。なんて思ったりもしましたが、タイでタイ語に慣れすぎたせいで英語が出てきません。昔はこんなにいちいち頭で考えずとも英語が出てきたのに・・・完全にタイ語脳から英語脳への切り替えができていませんでした。

かつフィリピン人は陽気。そんな風に頭から決めつけていました。しかし、どうやら彼女はどちらかというと人見知りなタイプ。そして私も人見知り。そんな訳で会話が続かないこと山の如し。初体験の夜か。くらいな感じで静寂が続いていました。そんな空気に耐えられなくなったのか、観念したのか彼女もシャワーを浴びに向かいました。

ふーっ。正直ほっとしました。あとは洋の東西関係なくすることは一緒。ドキドキや嬉しさというよりも、あと少しでこの居心地の悪い空間から解放される、そんなよく分からない感覚になっていました。俺は一体アンヘレスまで何をしに来たのだ?初めての国で思い切りバカンス、という当初の目標を完全に忘れそうになっていました。そうだ。初めてのフィリピンで綺麗なフィリピン嬢とたくさんお近づきになるために来たんだった。

そう改めて目的を思い出し、意欲を奮い立たせて彼女を待つことにしました。どうせ彼女もやることやってとっとと帰りたいに違いありません。そして、フィリピンでは自動的?にロング(朝まで)になると聞いていました。しかし彼女がどうするか構わず帰してしまおう。そう決意しました。

私同様とりあえず、さくっとシャワーを浴びた彼女がバスルームから出てきました。私は準備万端ベッドで大の字。こちらから仕掛けるなんてテンションでもなかったので、まな板の上の鯉、状態で彼女に身を任せることにしました。そして彼女はゆっくりとタオルを外し私の近くに近寄ってきました。