海外移住日記100話 40歳を手前に本格的にダイエットを試みる

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40歳を前にして将来のことを考え始めるようになりました。特に健康に関して。なぜかというと、当時、周囲の人間が死にかけたり、実際に亡くなったりということが続いてあったためでした。亡くなったのはタイに来てからできた友人。飲み友達でした。年上でしたが、気楽に付き合える善人でした。

死にかけた人に関して言えば、彼の生活習慣というかこれまでの超不摂生が原因ともいえるのですが・・・ちなみにその彼は体重130キロと力士のようなあんこ型体型。ただ力士と一つ違うのはそれが筋肉ではなく、すべて贅肉だということ。おデブタレントの内山君を想像してもらえれば分かり易いかと思います。

しかし、実際の死、そして、死にかける、というのが連続して発生したことが私の意識を変えました。そうか。もうそういう年齢なのか。私ももう若くない。そう思いました。そうだ。私のように結婚もせず、子供もいない独り身にとって至上の命題となるのは何といっても健康の維持。

人の振り見て我が振り直せ。反面教師。ではありませんが、確かに彼らのあの惨状を見て、今まで何も省みてこなかった自分の体について真剣に考えるようになりました。そして、そこからの行動は早いものでした。まずは手始めに体重を落とすことから始めることにしました。そう。当時の私は太りすぎていました。

当時の私は、身長175cmに対して体重90kg。おそらくベスト体重は70kg以下。20kgオーバー。まあ別に体重自体はどうでもよいです。今さら細マッチョになろうとは思いません。しかし、デブにはなりたくありませんでした。しかし、何かモチベーションがなければ筋トレもダイエットも続けられないことも事実。自分のことは自分がよくわかっています。そのため当座の目標を設定することにしました。

短期的な目標。それは、昔購入して日本から持って来たはいいものの、履かずにタンスのこやしになっていたスラックスとチノパン。これらをはけるようになることでした。ちなみに当時のウエストは大体90センチほど。そして日本から持ってきていたパンツの記載されているウエストは82センチから85センチのものが3本ありました。これらすべてを履けるようにする、というのが当座の目標とすることにしました。

つまりウエストを8センチほど細くする。当座の目標としては、そこまで困難なものではないでしょう。そうだ。それをモチベーションとして頑張ろう。というわけで日本から持ってきた数々の筋トレ・ダイエットグッズを使ってのダイエットがスタートしました・・・ちなみに長期的な目標はかっこいい体になって女の子にもてることでした。