タイでたこ焼きを食らう
ある日突然たこ焼きがムショウに食べたくなりました。というのもネットで日本のテレビを見ている時、たこ焼き特集をやっていたからというしょうもない理由なのですが。そんなしょうもない理由とはいえ、どうしても食べたい。この気持ちはとても抑えきれません。
何でもその番組によれば今世界では?たこ焼きがブームとのこと。本当かよ。まあ、真偽はともかく、ここタイでもたこ焼きは売っていたりします。しかし高い。いや高くはないけど日本並みの金額・・・しかも味は美味しくない。元来せこくコストパフォーマンスを重視する私はどうしても手が出ない。
そこではたと思いつきました。だったら作ればいいじゃない。と言う訳でタイで自炊もかねてたこ焼き作ろうと思いつきました。しかしここで問題が出てきます。そう。たこ焼きを作るには必然的に“タコ焼き器”が必要となります。日本から輸入するか、近々日本に帰る人にお土産として頼むか・・・それとも今度日本に帰国した際に買って持ってくるか・・・
しかし仮に日本から買って持ってきたとしても今度は電圧の問題もあります。いろいろと面倒だなー、そう思って心がくじけそうになった時気が付きました。そういえばタイには、たこ焼きに見た目がそっくりですが、味は似て非なるもの、カノムクロック、があることを。
カノムクロック
カノムクロックは子供にも大人気のタイの代表的なお菓子です。タイではいたるところにこのカノムクロックの屋台があり、たこ焼きのような機械で焼いているのを見ることができます。「カノム」はお菓子、「クロック」は臼とか鉢の意味がありますが、出来上がりの形はたこ焼きよりももう少し薄い楕円形をしています。日本のたこ焼きのようにひっくり返して焼くことはなく、片面づつ焼いて最後に2つを合わせます。ココナッツミルクが主な材料です。それにつなぎの小麦粉と砂糖が入ってかすかに塩味も効いている。具には、コーンや万能ネギが入っている場合が多いです。 引用
そんなカノムクロックを作るための機器を探すことにしました。するとタイのアマゾンこと、lazada、で調べてみたらありました。499B(約1500円)。1500円か・・・まあ日本でタコ焼き器を買っても大して変わらない金額。このへんで手を打つか・・・
ちなみにたこ焼きをタネを作るのに必要な粉もののタイ語は以下になります。
小麦粉:ペーング・サーリー: แป้งสาลี(pɛ̂ɛŋ sǎa lii):flour
薄力粉:ペーング・サーリー: แป้งสาลี(pɛ̂ɛŋ sǎa lii): soft flour/ weak flour
片栗粉:ペーング・ングマン: แป้งมัน(pɛ̂ɛŋ man): starch
タピオカ粉:ペーング・マンサム・パラング: แป้งมันสำปะหลัง(pɛ̂ɛŋ man sǎm pa lǎŋ)
:tapioca starch
パン粉:ゲット・カノム・パング: เกล็ดขนมปัง (klèt khanǒmpaŋ):bread crumbs/ panko
また最近ではタコパなるたこ焼きパーティーが流行っているとのこと。そのため有り難いことにネットで、たこ焼き 作り方 簡単、などと調べればいくらでも情報や動画が出てきます。それらをもとに今度たこ焼き作りに挑戦しようと思います。
タイ語学習には以下の2つの辞書がオススメです。