フィリピン・アンヘレス旅行記26

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まあそんなわけで当然のように時間通りに来ない彼女をさらに待つこと20時45分。約束時間の15分前に来ていたこともあり、私はたっぷり1時間も待つ羽目になりました。ただ、まあ、“ごめんなさい。今向かっている”、“道が渋滞している”、“もうすぐ着く”等随時連絡があるだけまだましなのかもしれません?いやかなり毒されているな。こんなんで納得してはいけない。

こんなことで怒るな。こんなことで怒るな。私もいいおじさん。大人の男は怒らないもの。そう自らに言い聞かせつつ彼女を待っていました。ちなみにその時私は約束のレストランの前ではなく、その近くで座って待っていました。そのレストラン前がずっと待ち続けるのに不向きな場所ということもあったのですが、すると一人の女性が私の前を横切っていきました。

ん?どっかで見たことがあるような・・・人違いかな?すると私のスマホに連絡が入りました。画面を見てみるとWHERE ARE YOU NOW?・・・ひょっとするとさっき目の前を通りすぎたのが、約束の女性ではないか?そう思い彼女を目で追うと、レストランの近くの商店に入っていきました。

彼女の後を追うように商店に向かうと彼女は何か買っているようでした。そこではっきりと彼女の姿が見えたのですが、それは彼女は私の知っている女性ではありませんでした。いや、正確に言えば、おそらく知っている、というかこれから会う女性なのだと思います。

そして面影もあります。確かにたくさん送ってもらった写真の女性だと言えなくもない。しかし・・・別人だ!どこが違うか。そんなこと言い出したらキリがないくらい色々ありますが、一番は何といってもあご。しゃくっています・・・そういえば横向きの写真がなかった。そういうことか。アジアンの隅田を想像していただければ分かりいいかと思います。

・・・・・・・よし、逃げよう。幸いにも彼女はまだ私の存在には気が付いていません。しかし私にも良心というものがあります。それが多少うずきます。しかし私の中の悪魔がささやきます。こっちは既に1時間も待ちぼうけを食っている。これは逃げる口実になるはずだ。あまりに遅いので帰ることにした。そうだ。それを理由にここを立ち去ればいいじゃないか。と。

私の中の天使など出る暇もなく、そうレイコンマ何秒で決断し、足早、いやもはやダッシュでその場を立ち去ることにしました。そしてその足で近くのゴーゴーバーに向かうことにしました。