海外移住日記第106話 再びシラチャで本気で引っ越しを考える

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再びシラチャで本気で引っ越しを考えはじめました実は私は結構昔からシラチャプレイスからの引っ越しを考えていました。それはもうずっとずっと昔から。そして何度も何度も。しかし、その都度立ち消えになり、うやむやになり、気づけば通算2年以上シラチャプレイスに住んでいました。そうなった理由の一つとして、シラチャプレイスの立地が、シラチャで最強だということがあります記事参照。

おそらくシラチャでシラチャプレイスよりも立地の良い物件はほとんどないのではないでしょうか?そう。コストパフォーマンス(家賃を立地、間取り、設備などと比較)を照らし合わせた場合、どの物件と比較しても、どうしてもシラチャプレイスに軍配が上がってしまいました。それを突き付けられるたびに、引っ越す意味がるのか?と自問自答してしまいます。

そしてそこに面倒くささが加わります。そう。何より引っ越しをするのは面倒くさい。これは私が単に面倒くさがりのダメ人間ということもありますが、本当にタイで引っ越しをするのは考えるだけで憂鬱となります。そして何よりも一番肝心である新居を探すのが面倒くさい。

え?それが引っ越しの一番の醍醐味。楽しいところではないか。という声が聞こえてきそうですが、これはシラチャに限らず、タイ全土に言えることなのかもしれません。この年がら年中暑いタイランド。その炎天下の中、新しい物件を探して回り、そして一から交渉をしなくてはいけません。

これがお金持ち、または会社が家賃を負担してくれる立場の人であれば良いと思います。日系の不動産業者を利用すればよいのです。エアコンの効いた車で送り迎えしてもらえ、ややこしい契約もすべてブローカーが代行してくれます。しかし、当然案内してもらえるのは家賃の高い物件のみとなります。しかし、当時の私は現地採用。ローカルの人よりちょっと給料がいいくらい。不動産業者が紹介するような物件には住めません。

自力で部屋を探す必要があります。それがどれだけ大変で面倒くさいか。その大変さが分かりにくければ、日本の8、9月の猛暑の中、汗だくになりながら、これはと思うアパート等々に飛び込んで、部屋の空き状況を聞き、家賃を訪ね、水道光熱費のユニット数を聞き、設備を聞き、家賃以外の経費を聞き・・・などなどそれ以上にも聞くことは山ほどありますが、それらをいちいちしなくてはなりません。

・・・もう面倒くさい。そう思ってしまっても仕方ありません。そう考えるのはきっと私だけじゃないはず。そんなわけでずっと引っ越しをしたい気持ちが沸き上がっても、毎度上記のような理由で意欲が失せ、そのたびに立ち消えになって、まあいいか、と投げていました。しかし、今回は本当。本当に引っ越しを決意しました。こうして私のシラチャでの新居探しがスタートしました。