フィリピン・アンヘレス旅行記36

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アジアのタイムスケジュールは信用できません。というかタイムスケジュールなんてあってないようなものです。世界を見回してもバスや電車が時刻表通りに来るのなんて世界で日本くらいです。これはアメリカやヨーロッパでも同じです。時間通りなんてまあ来ません。

そう頭から決めつけて(というかそれがほぼ真実なので)待っていたのですが、そんな私の疑心と違い、バスはほぼ定刻通りにバス停に到着しました。フィリピンバカにしてごめんなさい。ただまあ1時間に1本のスケジュールなので、時間通りにきて当たり前なのかもしれませんが。

バスはクラーク空港を出発して私たちが待つSMクラークに来ていました。SMクラークにはすでに私を含め20人ほどの人が待っていました。クラーク空港からどれくらいの人が乗っているのか分かりません。全員ちゃんと乗れるのか?20席空いているのか?もちろんチケットは指定席ではなく、自由席です。というかバス代は車内で払うシステム。

ひょっとしたら満杯で乗れないかもしれない・・・冗談じゃない。こんなところで。皆同じことを考えていたのか、バスが止まるや否や我先にとバスに群がりました。まあきちんと並んで乗車の順番を待つなんて世界でも日本を含むほんの一握りの国でしかそんな光景見ることはできません。

海外では、日本人としての良心を前面に出して自分の番をほかの人に譲っていたら永遠にバスになんて乗れません。もちろんその先頭集団に私がいたことは言うまでもありません。過去にアジアで中東で南米で同じようなことを何度となく見たことがありました。

こんな深夜のフィリピンでバスに乗れないなんて考えるだけでぞっとします。ていうか飛行機の時間に間に合わなくなる。そういうわけで割り込みされないようにちょっと力を入れて自分の番を確保していました。が、そんな心配は杞憂に終わりました。バス車内はガラガラでした。SMクラークからの20人を全員乗せてもまだ十分な余裕がありました。

やれやれと適当に席に座ります。ちなみにバス車内はというと相も変わらずの極寒。行き同様帰りもこの冷凍バスで移動するのか・・・しかし、人間は学習する動物。今回はそんなこともあろうかと、長シャツの下にTシャツも着ています。備えあれば患いなし。これでマニラまで行ける。飛行機に乗れる。そうやっと一息付くことができました。