海外移住日記110話 一度上がった文化レベルは下げれない

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引っ越しをするにあたって、まずは今のシラチャプレイスよりも家賃を下げた物件探しを始めることにしました。しかしここはタイランド。日本のように賃貸情報がネットやフリーペーパーに掲載しているなんてことはありません。※日本語のフリーペーパーには多少不動産情報がありますが、基本的に家賃の高い(2万バーツ~)物件がほとんどです。

タイで格安の物件を探すには、他人から紹介してもらう、または飛び込みで物件に入って交渉する、のほぼ2択となります。なんて原始的な方法でしょう。まあ第三の選択として、電柱などに貼ってある広告に連絡する、というのもありますが、完全タイ語オンリーとなります。しかも家賃の安い物件の場合、外国人皆無のところも多く、そもそもタイ人以外はお断りなんてこともあります。

幸いにも私はある程度のタイ語が理解できたため、門前払いということはありませんでしたが、それでも基本的には外国人がローカルのアパートを探すのは至難の業かなと思います。まあ、とりあえず立地の便利な場所にあるめぼしいアパートを片っ端から見て回ることにしました。

しかし・・・やはりローカルのアパートはなかなかきつい状況でした。なかなか外国人(先進国民)はしんどいかと思います。狭い部屋、エアコンなし、お湯なし、インターネットなし、とないない尽くしがデフォルトとなります。しかしこちらは初めから安い家賃のところにお金をかけて設備を整える気満々です。

それでも数十件みて回った結果分かったことは、上記のように何もないアパートの部屋にところに一から、エアコン、お湯シャワー、冷蔵庫、ベッド、インターネット、などを設置するとかなりの出費になるということでした。初期投資の金額を月割りにしてみるとかなりの金額となります。

しかもエアコン、給湯器、ベッド、冷蔵庫、などは長期間使うもの。しかしこれらは一度部屋に設置してしまうと、仮に短期間で引っ越すとなった場合、持ち運べるものでもありません(無理やり外せば持っていけないこともないけど)。これはリスクが高い。そして何より面倒くさいということに気が付きました。

いや、初めから気づいとけよって話なんですが、当初考えていたQOLを高める引っ越しとは、そういうものではありません。上記の、エアコン、給湯器、ベッド、冷蔵庫、は必要最低限のもの。それプラスアルファで考えていました。せめてまずそこを最低限備えているところがいい。やはりこの辺日本的な感覚が抜けないのか。文化的レベルは一度上がると下げれない、というのは真なのかもしれません。

しかしそんな都合の良いところはなかなか見つかりません。当たり前の話なのかもしれませんが、そんなものがあれば先に誰かが見つけて埋まっていることでしょう。帯に短したすきに長し。これならばいっそシラチャプレイスのままでいいんじゃなかろうか。そう意欲が失せつつあります。

というかやはり今のシラチャプレイスが一番良いのではないだろうか。ただ単に隣の芝生は青く見えるだけなのか?日本人が日本を卑下して海外を称賛するようなものなのかもしれません。総合的に日本より良い国なんて世界中どこを探してもないというのに・・・そう心が折れつつ、これといった決定打のない物件探しが始まることになります。


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