伊勢神宮旅行記3 国内旅行編

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さて信号を渡り外宮の入り口に到着しました。そこはものすごい人でごった返していました。そしてその全員が全員、皆写真を撮っていました。過去、アジア、中東、北アフリカ、ヨーロッパ、北米、南米、と旅をして世界中の遺跡や観光地を見てきましたが、ここまで観光客でごった返しているところを見るのは初めてのことでした。

思わず、おおう・・・そう漏らしてしまいました。ひょっとすると現在中国人観光客が大挙して押し寄せている世界の有名観光地もこういうありさまなのでしょうか。想像するだけでも恐ろしい。気を取り直して神宮内に入ることにしました。ちなみに神宮内では、周りの人に倣って、お辞儀をし、そして左側を歩いて中に入りました(外宮は左側通行がルールとのこと)

余談ですが、最近ではいろいろなテレビで神社内でのマナーをやっていたりするので、事前に手水舎での洗い清め方、また参拝の仕方(二拝二拍手一拝)などの予習もばっちりでした。実際にやるときはこっぱずかしいものが多少ありましたが、そこは旅の恥は掻き捨て、ではありませんが、郷に従ってやりました。

ところで昨今は日本に外国人旅行者が殺到しているとニュース等で聞いていました。なんでも2016年には2400万人以上の外国人観光客がやってきたそうです。では2017年はどうかというと、今の北朝鮮情勢をものともせず、2018年を1か月残し、11月の段階で前年の2400万人を突破するといわれています。

※2017年の訪日外国人観光客数は2869万人でした。

そんな知識があったため、実際はどんなもんかと思ってワクワク?していましたが、私が行った時には拍子抜けするほど外国人観光客はいませんでした。伊勢神宮、外宮内宮合わせて計3時間ほど滞在しましたが、その間に見た外国人(パッと見て分かる)は3人だけでした。

もしくはパッと見では分からない中国人、韓国人はたくさんいたのかもしれません・・・いやそんなことはないかな。中国人なんて団体で行動して、大声でしゃべり、そこら中にごみを捨てるからいくらパッと見で分からなくても、中国人だとすぐにわかります。そんな連中はいませんでした。

伊勢神宮なんて東洋の神秘に触れたい外国人にはもってこいの場所だろうに・・・別に伊勢神宮で外国人旅行者と触れ合いたかったわけではないのですが、外国人がたくさんいる!と身構えて行った分、何やら肩透かしをくらったような気持でした。まあ別にいいんですけどね。

ああ。でも帰りに通りかかったおかげ横丁にはインド人らしき集団がいました。