伊勢神宮旅行記6 国内旅行編

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そんなささやかながらの親孝行をするための思いも、売店の大行列を見た途端、雲散霧消しそうになりました。結果、御守りを購入するのに30分ほど並ぶはめになりました。途中何度も心が折れそうになりました。俺は一体何をしているのだろう・・・。なぜたかが御守りを買うのに何で大行列に並んで待たなくてはいけないのか。

しかし、まあこの待つ時間もご利益に付加されることを信じて、心乱さず穏やかに待つことに決めました。そしてやっと回ってきた自分の番。購入した両親のための交通安全御守りと御守り。そして自分用の御守り。三点合わせて3000円。消費税が掛からないのが救いでした。

そういえばこれが初めての(一人で行く)国内旅行。海外には40カ国以上一人旅をしたことがあるので何か不思議な感覚でした。それが伊勢神宮。初めての伊勢神宮。

外宮と内宮合わせて何やかんや3時間近くは滞在していたと思います。まあそのうちの結構な割合で何やかんやの待ち時間なのですが・・・それでも想像以上に大満足な時間でした。単に私が薄着だけだったのかもしれませんが、静謐で神聖な雰囲気が心地よかったです。

内宮を外に出た後の帰りしな有名な、おかげ横丁、にも寄ってみることにしました。しかし、毎度の日本滞在時の夕飯は母親が作った料理を食べるのが常だったため、おかげ横丁で何も買い食いする気はありませんでした。完全な冷やかしだったのですが、そこもすごい人でした。

人人人人の群れ。まっすぐ歩けず対向者と何度も方がぶつかりました。そんな光景を見て思わず、パタヤのウォーキングストリートみたいだ、と思ってしまった私はもう人としてダメなのかもしれません。元来人ごみの嫌いな私は逃げるようにおかげ横丁を駆け抜けました。

しかし、今思い出してみると、おかげ横丁には外国人がいっぱいいました。タイではゴミのように外国人がいるので、日本でも有名な観光地である伊勢神宮も外国人だらけかと心配していたのですが、伊勢神宮の内宮、外宮には外国人はそこまでいなくて本当に良かったです。

さあ家に帰ろう。内宮前から来た時と同様に430円とちょっと高いなと思うバス代を支払い、伊勢市駅に向かいました。伊勢市駅から名古屋方面の列車には思ったより人は乗り込んできませんでした。どうやら関西方面からの観光客が多かったようです。

そんな家路の中ふと思いました。そういえば、ビーチサンダルで観光しているの自分くらいだ。11月にビーチサンダルを履いている自分はやはりおかしいのか?まあ他人にどう見られても、靴を履きたくないというポリシーは曲げられないので別に構いません。しかし、一番心配だったのは、これは不敬に当たるのか?ということでした。そんなしょうもないことを考えながら伊勢神宮へのプチ旅行は終わりました。


大人の伊勢神宮 – 幾度となく訪れたい、心の旅 –

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