タイ語の細かい使い分け
もう一歩上のタイ語を話すためには細かい意味の使い分けをする必要があります。別に決定的に間違っているわけ?でもありません。ただ意味が違う。でもタイに住まう身であるならば、やはりきちんとタイ語を話せたほうが良い。というわけでもう少しタイ語を掘り下げて勉強してみることにしました。
「同じ」の色々な使い分け
・主に形や状態が同じ、ものの共通点
ムアン・カン:เหมือนกัน
「AとBは同じだ」、「AとBは同じく〜だ」、「AとBは同じように〜だ」
・等しい=値段、サイズ、主に数、量
タオ・カン:เท่ากัน / เท่า
「彼と私は体重が同じです。」
「これとそれは同じ値段です。」
重い:หนัก nàk ↔ 軽い:เบา bao
長い:ยาว yaao ↔ 短い:สั้น sân
広い:กว้าง kwâaŋ ↔ 狭い:แคบ khɛ̂ɛp
高い:สูง sǔuŋ ↔ 低い:เตี้ย tîa
速い:เร็่ว ↔ 遅い:ช้า cháa
サイズ:ขนาด kha-nàat
体重:น้ำหนัก
値段:ราคา
・同一
ディアオ・カン:เดียวกัน
「同じ女性」、「同じ会社」
・だいたい同じ、同じくらい
ポーポー・カン:พอๆ กัน
・・・うーん、よく分からない。やっぱり日々の生活で少しずつ意識して使い分けていくしかありません。しかし、一つだけ分かったことがあります。それはエレベーターでよくあるシチュエーション。先に乗っている人に“何階ですか?”と尋ねられた時、その人と同じ階の場合は、タオ・カン、の方が文法的に正しいのだということ。
そうです。私は何でもかんでも“同じ”の意味で使うときは、ムアン・カンを使っていました。おそらく相手のタイ人は意味こそ分かるものの、違和感を感じていたことでしょう。
タイ語学習には以下の2つの辞書がオススメです。