海外移住日記第115話 格安サービスアパートの問題点

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最後の最後まで選択肢として残ったサービスアパートY。立地は職場から1㎞ほどと好立地であり、かつ近隣にはセブンイレブン、ロータスエクスプレス、ミニビッグシー、屋台、食堂、市場などが夜遅くまで開いていました。これはいい、ナイスな立地です。そんなサービスアパートの家賃は月に8000BAHT。

ただし1年契約の場合、1か月無料。つまり最終月が無料となるとのこと。これは実質月7340BAHTほどになる計算となります。そしてフルファーニチャー。ベッドは5フィートになりますが、テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、湯沸かしポット、IHコンロ、ウォシュレットまでありました。

家具もクローゼット、机、いす、ソファ、センターテーブルがあります。さらにこの物件には日本人なら誰もが欲しがるバスタブが付いていました。まあ4分の1円状の、まるでラブホテルにあるようなバスタブではありましたが・・・

ここだ。ここしかない。確かに家具と電化製品でスペースは若干狭い。筋トレするスペースは狭い。しかし、条件的には今まで見た中でここが一番いい・・・そう思い、即決でデポジットを払いそうになりました。が、そんなはやる気持ちを押さえて、めっちゃめちゃ気に入った旨だけ伝えてアパートを後にしました。

・・・なぜ即決しなかったのか?それは上記に挙げたフリースペースの狭さ、そしてベランダがないことなども一因にあります。しかし、それだけではありませんでした。それは実際にタイに住んだことがある?ものしか分かりえない経験者ゆえの見る箇所。それが何かというと・・・女の子連れ込みにくい。これでした。

このサービスアパート。3階建て全戸数15戸ほどの小規模サービスアパートとなります。外観はいわゆる外階段の日本にあるアパートやハイツのそれと全く同じです。まあ日本のアパートにがっつりセキュリティがかかって外部からの侵入が不可となっているものとお思っていただければ結構です。またオーナーの住む家と我々居住者の住む場所がま隣にあります。

そして、そこには両方の建物を兼ねて門番する警備員がいます。その警備員の目の前を通り抜けていかなければ部屋に帰れません。まあタイにあるどの物件(格安のタイ人しか借りないアパートを抜かせば、基本的にタイのアパートにはほとんど警備員がいます。)にも警備員がいるので同じことなのですが、この物件は既述のように小さいサービスアパートになるので、必然的に顔を合わす回数や頻度が多くなるため恥ずかしさが増すことになります。

そのため自然とオーナーの耳にもお隣さんにも知れ渡ることになるでしょう。これはこっ恥ずかしい。あとまあついでにいえば電気代のユニット金額が8BAHTというのも気になりました。おそらくシラチャプレイスの2倍以上となります。私はあまり電気を使わないほうでしたが、それでも月平均で大体1000BAHTは使ってしまいます。ということは2000BAHTか・・・

そう考え、かなり心が揺れ動きましたが保留としました。