ヨーロッパ横断旅行記11 本編

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さてルーマニアに着いた第一印象は、ルーマニア暗っ!でした。ブルガリアと似た(国名も)街並みですが、ブルガリアが陽ならルーマニアは陰といった感じでした。まさに対局的な印象がありました。それが雰囲気なのか、それとも実際に天気が悪かったのか、記憶が定かではないのですが、とにかくどんよりとした印象が強く残っています。

そしてそんな暗い感じがしたからか、街を歩く女性はブルガリアに比べてあまり美人に見えませんでした。ルーマニアと言えば美人が多くて有名なのに・・・というわけでルーマニアのブカレストにはあまり良い思い出がありませんでした。(街の雰囲気が)暗いし、怖いし、あまり外出もできませんでした。

そんなルーマニアでしたが、今でも脳裏に焼き付いて離れないのは何といっても夜になって私たちが泊まるドミトリーの部屋に娼婦がやってきたこと。そういえば宿の前にやけに女の人が立っているなーとか思っていましたが、今から考えれば完全に慰安婦・・じゃない娼婦でした。

そんな女性の突然の部屋への訪問に驚いていましたが、当時、今とは違ってまだまだ純朴だった私は宿泊している宿がそういう宿だということに全く気づきませんでした。何か宿の前にセクシーな恰好した女の人いる!くらいに感じていました。というか部屋まで来ている時点で完全に宿の従業員が慰安婦とグルな宿でした。

そういえば、同じような経験を初海外での上海でもしたことがありました。その時も突然部屋がノックされそのまま部屋に慰安婦が入ってきました。その時も当然のごとくお帰り頂いたのですが、今回も当然お帰り頂こうと思っていました。

しかし、女性にも当然選ぶ権利はあります。どうやら彼女は、私ではなく、友人のイケメンを目当てに交渉しに来たようでした。その逆指名から外れた私ともう一人の友人は面白がって、あーそれだったら俺たち外出てましょうか?と提案しました。決して悔しかったからではありません。

結局友人も慰安婦からの申し出を断っていました。確かそこそこ可愛らしい娘だったような記憶があります。もし私だったら・・・友人がいなくて一人の時に営業の来られたら誘いに乗ってたかもなーって思ったのは内緒の話です。

そして次の日の朝、私たち3人はルーマニアを早々に離れることにしました。もともとブルガリアもルーマニアも観光を目的に来たわけではありませんでした。私の当座の目的地はチェコ。友人たちはフランスとのこと。というわけで1日の滞在で通り過ぎることにしました。

しかし二人とは、ルーマニアで別れることになりました。というのも二人はユーゴスラビアをすっ飛ばしてそのままハンガリーに向かうつもりとのことでした。対して私はどうせならユーゴスラビアも行ってみたいと思っていました。そうしてトルコ初の夜行列車から3日ほど一緒に過ごした二人と別れることになりました。