海外移住日記第118話 タウンハウスという選択肢

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実はこれら以外にも、もっともっと色んなアパートは見て回っていました。そんなこともあり、おそらく当時のシラチャのアパート事情に関しては私はそこらの業者よりも詳しいと思います。というのもタイには高級な物件を案内する不動産業者はあっても8000BAHT以下の物件を専門に扱うような(外国人相手にしている)不動産屋は(おそらく)ありません。まあバンコクにはあるかもしれませんが・・・

おそらく30近くのアパートを内見したと思います。しかし、ここであげた物件以外は、一応情報をメモってはいますが、特筆すべきものは何もない、しょうもない物件ばかり。それらを借りるくらいなら絶対シラチャプレイスにいたほうがいい。口を大にして言えます。コストパフォーマンスだけでなく、実際の家賃も設備もすべて。

・・・お前シラチャプレイス離れる気ないだろ?!そう思われそうですが、実際シラチャプレイスは最強の物件だと思います。これは紛れもない事実。しかし、今回は複合的な理由で引っ越しをする気でいました。そのため何とかして自分を納得させられる物件を探さないといけません。

しかし、これがなかなか思うように行きません。計画は完全にとん挫してしまいました。今まで見た中で一番良いと思ったのは、エロいバスタブの付いた小規模サービスアパートです。確かにここならQOLを上げることはできる・・・しかし、なあ。既述のように二塁打くらいのヒットは打ってはいますが、、ホームランほどの決定打というほど私の心を打ってはいませんでした。

仕方がないのな?完璧なんてものはこの世にはない、ほどほどで納得するしかないか?人生何事もあきらめが肝心・・・いや、それとももういっそのこと引っ越し自体を辞めてしまおうか・・・そう心が折れかけ、再びゼロベースで考え始めようとしていた時ふとひらめきました。

・・・タウンハウス・・・もういっそのことタウンハウスを借りるというのはどうだろう?ちょっと、いや、かなり面白いかもしれない・・・そういえば前にスナックに飲みに行ったとき女の子が同じ店の子と一緒にタウンハウスを借りていると言っていた気がする。しかも家賃は5000BAHTだとかなんとか・・・

そんな話を急に思い出しました。まさに天啓のようでした。タウンハウスか・・・よし、タウンハウスも候補に入れて探してみるか。この何気ない思い付きにより、一気に状況が変わっていくことになりました。