タイも少子高齢化が進行中で夜の町から若い子が姿を消す。タイ人の若い女の子との出会い方を考える。2

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一体なぜなのか?若い子が夜の街で働かなくてもいいくらいタイの経済が良くなった、ということなのか?それほど裕福になったのか?・・・いや、それは違うと思います。確かに昔に比べれば豊かになっています。しかし、私はつい最近までタイの会社で働いていましたが、いまだにタイの大卒(ホワイトカラー)の初任給は、2万BAHT(6~7万円)ほどです。※かなり疑わしいですが

それでもタイの物価は安いから・・・そう思う人もいるかもしれませんが、タイの物価で安いのはアパートの家賃とローカルの食事、あとは税金くらいです。それ以外の電気代、ガソリン代、外食(タイ料理以外)、衣服、電化製品、通信費、車・バイク、化粧品、食料品などの日常生活に不可欠と思われるものはすでに日本と同等もしくはそれ以上の値段がついていたりします。

↑ガソリン代も日本と大して変わりません。

そしてふと思うわけです。彼らはどうやって生活しているのだろうか?と。例えば、私が働いていた会社の同僚は皆車やバイクを持っていました。ちなみにタイは日本ほど中古のバイクの程度の良くありません。私の地元名古屋には星の数ほどバイク屋があり、程度のよいスクーターが3万円も払えば買うことができました。

しかしタイでは日本の中古クラスのスクーターがその倍の2万BAHT(約6~7万円)はします。おそらくタイで普通に暮らしているタイの人に日本の中古バイクの値札と程度を見せたら驚くことでしょう。え?新車なのになんでこんな安いの?これ新車じゃないの?と。

それくらいタイ(タイに限らないけど)の中古車は本当に中古車です。日本の中古品に慣れている日本人からすると屑鉄みたいなレベルです。つまりタイ(日本以外のほとんどの国では)新車か新古車しか選択肢がないわけです。

これはスマホにしても同じことが言えます。タイでもスマホの普及率は異常です。下手すると物乞いでもスマホを持っています。私が働いていた当時、守衛のおっさんや運転手のお兄ちゃんが私よりも良いスマホを持っていました。そこでもう一度疑問に思うわけです。日本よりも給料が安い彼らが今や必需品になっているバイクや自動車、スマホ、パソコンなどをどうやって手にしているか?

・・・それはローンでした。まあ当たり前ですが。何も裕福になっているわけではありませんでした。ローンという名の借金を皆しとるわけです。クレジットカードという魔法のカードで買って買って買いまくり、皆借金漬けになっているわけです。

今のこの物質社会。便利なものおしゃれなもの、購買意欲をそそるもの、自尊心をそそるもの、いろいろ発売されています。そしてネット時代。それらの情報が一瞬にして世界中に発信され、世界中の人がその存在を知ることとなります。

でもだからと言って、先進国と発展途上国、物価の高い国と安い国、そんなことに関係なく物の定価は決まっています。そしてもちろん高いほうを基準にして物の値段は決まってしまいます。そうなるとお金の少ない国の人は我慢しなくてはいけないのでしょうか?確かに一昔前のように情報が素早く回らない時代はそれもできたかもしれませんが、今の時代はそんなことはできません。

日本人が、アメリカ人が、あんな便利なもの、格好いいもの、おしゃれなもの、を持っている。私たちも欲しい。そう思うに決まっています。お金がないなら我慢しろ、とはいえません。日本でもお金がないのにブランド品や高級車を買う人がいるのと同じです。それが国レベルで起きています。

で、話は冒頭部分に戻るわけですが、夜の街に若い女の子がいなくなっています。でも既述のように別にタイが豊かになったわけでも、働かなくてもお金が回っているわけでもありません。むしろ昔よりもお金を使いまくっているわけです。ローンという名の借金漬けなわけです。と考えた私は、必ず若い女の子がどうしているのか、調査をしてみることにしました。