ヨーロッパ横断旅行記18 本編

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ハンガリーの首都ブダペスト。ブダペストは街全体が世界遺産に登録されています。そしてその美しい街は、ドナウの真珠、ドナウの薔薇、東欧のパリ、などの異名?を持っています。ただ悲しいかな、当時の私はあまりハンガリーに興味がなく、プラハへ向かうついでに寄ってみるか、くらいの感覚で立ち寄っただけでした。

そんなブダペストではまず王宮の丘に行ってみることにしました。ここはブダペスト観光でもハイライト的な地位を占めているということもあり、まあとりあえず行ってみるかな、くらいな感覚で行っただけでした。本当当時の自分は何ともったいないことをしているのだと思いますが、よくよく考えればたった2か月半でヨーロッパを横断するので致し方ない選択といえば選択と言えます。

そんな王宮の丘ですが、今ではケーブルカーで簡単に登れるようです。しかし、私が訪れた20年近く前にケーブルカーがあったかどうか、正直覚えていません。でも、当時大学生でまだ体力に自信があり、かつ貧乏旅行をしていた私は当然のごとく階段で登るという選択肢を取りました。結果として、死ぬほどきつく、丘からの眺めなどあまり印象に残ってはいません。

そういえば当時私は、家族やバックパッカー仲間宛てにハガキを書くのにはまっていました(これはこれで結構な黒歴史です。頼むから皆当時のハガキを捨てていてくれ)。そんなこともあり、休憩がてら王宮の丘にて、友人数名にハガキを書き、早々に下に降りたのでした。

実は、この日。本当は朝早くから起きて、てきぱき行動しようと思っていたのですが・・・起きたのは11時過ぎでした。まずい。もう昼前じゃないか。急いで起きて、マッハで準備して、近くで朝昼兼のパンとヨーグルトを食しただけで王宮の丘へ来ていました。

そのため本当は王宮の丘の後に温泉にでも行こうと思っていたのですが、気づけば時間があまりなくなっていました。さらにめちゃめちゃ疲れたのもあって行くのをやめることにしました。本当何ともったいない無駄な時間の使い方をしているのだと思います。

温泉に行くのをあきらめた私は、王宮の丘から降りた後、チェコのプラハまでのルートを調査しにバスターミナルまで向かうことにしました。バスターミナルでプラハまでのルートを聞いたところどうやらスロヴァキアと経由するとのことでした。しかし、当時スロヴァキア入国にはビザが必要でした。

今からスロヴァキアビザを取得か・・・面倒だな。そう思い、今度は鉄道駅まで行き、同様にプラハ行きのチケットについて聞きに行きました・・・こう見返してみると当時の私は本当今と比べて行動力があるなと我がことながら感心してしまいます笑

しかし、鉄道駅でもチェコのプラハ行きはスロヴァキアを経由するとのことでした。しかもバスよりも高い。仕方ない。というわけでブダペストから直接プラハへ向かうのはあきらめて、バスで一旦オーストリアのウィーンを経由してからプラハを目指すことにしました。チケットは明日買いに行くことにして、その日の夜は宿の近くにあったメキシコ料理屋で夕食を食べ宿に戻りました。


プラハを歩く (岩波新書)