ヨーロッパ横断旅行記23 本編

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オーストリアのウィーンを早朝に出発したバスは、午前中にチェコのプラハに無事に到着しました。ここがプラハか・・・プラハは私の当座の目的地の一つでした。思えば行き当たりばったりな旅路でしたが、何とかここまではたどり着くことができました。とりあえずプラハを感じるのは後にして、今夜の寝床を確保をするため早速ツーリストインフォメーションに向かうことにしました。

ツーリストインフォメーションにはたくさんのパンフレットが置かれてありました。また、おばちゃんの係員みたいな人が安宿情報を求めるバックパッカーをさばいていました。どうしようかなー、なんてパンフレット各種を見ていると・・・昨日ウィーンのユースで知り合って、仲良くなった日系ブラジル人のMさんが後からやってきました。

おおっ!Mさんじゃないですか!

>ああっ!○○君!

プラハで会えたらいいですね!なんて昨夜確かに話し合っていましたが、まさかこんなにすぐに会えるとは思いませんでした。昨夜あれだけ格好つけて別れた手前、ちょっと恥ずかしさもありましたが、それなら部屋をシェアしましょうということになり、安いドミトリーに宿をとることにしました。

ちなみにMさんは日系ブラジル人ということもあり、日本語にポルトガル語はもちろん、英語ペラペラでした。私は基本的に一人旅をしている時には、自分で会話は処理するのですが、自分よりも語学が達者な人が隣にいるので今回の会話は全てMさん任せにしていました。

ツーリストインフォメーションから紹介された宿は・・・結構ひどいところでした。まあ安いから仕方ないか・・・そう思い荷物を置き、一息ついてから早速プラハ観光に向かうことにしました。ちなみにMさんと話し合った結果、プラハ観光は別行動ですることになりました。

お互い気ままな一人旅です。行きたいところもお互いあると思います。お互いがお互いに気を使っていては、せっかくの旅路が台無しになります。まあ、その代わり、夕食は一緒に取ることにしましょう、なんて宿の前で夜の19時に落ち合う約束だけして、それぞれ思い思いに観光をすることにしました。


プラハを歩く (岩波新書) [ 田中充子 ]