海外移住日記第123話 タウンハウスに到着

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すぐ来るから。そうタイ人に言われて信じるほうが間違っています。すぐ?日本人の感覚であれば10分くらい?かと思います。しかし、タイ人の言う、すぐ、とは、30分から1時間~。そんなものはタイに数年も住んでいるので分かります。ということでちょっとご飯食べてくるわ、とおばちゃんに言づけて店をあとにしました。

大体30分後、おばちゃんの商店に戻ると、ちょうど目の前に車が横付けされました。商店から出てきたおばちゃんが、ちょうどよかった、彼がオーナーよ、と教えてくれました。我ながら何ともグッドタイミングでした。そして完璧なタイ人への理解度です。オーナーはいわゆるシラチャ近辺の大地主らしく、複数のタウンハウス、コンドミニアム、空き地などを保有しているようでした。ちなみにかなりの高齢のおじいちゃんでもありました。

そんなオーナーの車の助手席に乗り込み早速部屋の内見へと向かいました。確かさっきおばちゃんはガウキロのセントポール学校の近くと言っていました・・・が、実際行ってみるとセントポール学校からもう少し離れたところにある物件でした。まあ、もともとおばちゃんの言うことをがっちり信じていなかったので想定の範囲内です。

途中、オーナーも場所がうろ覚えだったのか、一度通り過ぎて、あ違うわ笑、みたいな感じで引き返したりしていました。肝心の場所はスクンピッドからガウキロに入り、そこから1㎞ほど行ったところにありました。まあ誤差の範囲内とも言えます。

家の近くには、ロータスエクスプレス、ミニビッグシー、セブンイレブン、夜までやっている市場、がありました。またガウキロ自体道沿いに各種商店、また屋台や食堂が乱立しているエリアになるので生活するのに便利な場所です。お目当てのタウンハウスはそんなガウキロの通りから100mほど入ったところにある閑静な住宅街にありました。

オーナーの車から降り、物件を見てみると・・・家だ。普通に一軒家でした。タウンハウスっていうより家だわ。後にグーグルマップで場所を確認して、ストリートビューで確認してみると家の外観の色が違いました。どうやら最近外観を塗りなおしたようでした。どうりで綺麗なわけでした。

おおう・・・そう目の前の家を眺めていると、オーナーが重々しい門の施錠を解除してくれました。そして、ここがそうだから中に入って、と言って家の中を案内してくれました。