ブラック企業だと気づいていないのは自分だけかも

Pocket

ブラック企業の見分け方とその特徴

ブラック企業の問題がなかなか解決しません。早くこの世から全てのブラック企業が淘汰されればよい、そう思うのですが、そもそもブラック企業で働いている人の中には、劣悪な環境や条件の基で働かされているにも関わらず、自分は違う、と気づいていないという人もいます。これが当たり前だ会社で働くと言うことはこういうものだ、と半ば諦めてしまっている人もいるのだと思います。

ブラック企業とはそもそも、社員を初めから使い捨てにするつもりで大量に採用し、劣悪な環境での労働を強制し、過重労働や違法労働を強要し、離職に追い込む企業のことをいいます。それではブラック企業のその具体的な特徴とは何か?

休み

images

ほぼ年中無休で働かされ休みが極端に少ない。当然代休なんてものは聞いたこともない。業態、業種によって繁盛期が変わるが、その時期は休みは全く取れず早出残業が当たり前。休みがない+毎日残業で寝不足の生活が1か月以上続くと精神的におかしくなってくる。新興宗教の合宿とほぼ同じ状況で、そんな生活が3か月も続くと完全に脳みそが洗われる。

お金

%e3%83%80%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%83%89

まずは基本的に基礎給与が安い。この時に会社から言われる常套句はおそらくどのブラック会社も一致している。やりがいがあるから、そのうち稼げるから、お金がすべてじゃないから、などと言われて騙されてしまいます。

昇給という制度がない。完全出来高制度を採用している。その出来高制度のノルマが到底無理な数字に設定されている。まれに成長企業で高給が稼げる会社もあるが、そんな会社に恵まれる確率は宝くじを買った方が早いくらい低い。

ボーナスなし。上記とほぼ同じ。すべてを出来高制度にしている。売り上げ上げれば稼げるからと言われるが、永遠に稼げない、ノルマに達しない数字が設定されている。

退職金なし。上記と同じその2。退職金制度がない。

残業代が出ない。上記と同じその3。

給料が遅延する。普通に給料が遅れる。経費が遅れる、もしくは出ない。給料がきちんと支払われていない時点で会社として終わっている。今すぐ辞表をたたきつけても誰にも文句は言われない。給料をしっかりと払えていない時点で会社としてダメ。

人間関係

%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%83%95%e3%82%a3%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%b912

まさにブラック企業の要諦というか根幹。年がら年中従業員を募集している。これは人がすぐに辞めるということ。大量に採用して、使いつぶして辞職に追い込む。最悪のケースは自殺にまで追い込む。

パワハラ、モラハラが日常化している。そしてそれが当たり前だと受け入れてしまう。しかしこういうブラック企業に限ってなぜか社員の一部が、会社や社長を妄信している洗脳状態にあることが多い。

以上のような条件に当てはまっていると感じた方は今すぐ退職するか、金銭的や時間的に問題のある人は今すぐ転職活動を始めましょう。こんなブラック企業よりもっとよい会社が、あなたにあった会社が必ずあります。そのブラック企業で働くことだけがあなたの人生のすべてではありません。全てのブラック企業が潰れて、すべての人が自分にあった会社に出会えますように。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする