基本的に私はあまり物欲がありません。日本ではプチ断捨離にはまっていたことさえあります。しかし、さすがにエアコン、ベッドがないのはしんどい。また今の時期には良くても冬になった時に温水がないのもきつい・・・こう字面にしてみると私も大分、文明に飼いならされていると言えるのかもしれません。
問題は部屋の中でした。やはり何もないのはしんどい。かといって私のような異邦人が一からエアコン設置工事、温水器設置工事、インターネット引き込み申し込み、などをするのはしんどい。想像するだけで嫌になる。そもそも私の当初の引っ越しの目的、QOLを上げる生活をする、に反している気がします。
しかも・・・私はその家にずっと住むことを決めているわけではありません。もちろん契約は1年契約なので最低それくらいはいるとは思います。しかし、ひょっとしたら途中で嫌になって契約の1年を満了したら違うところに引っ越すかもしれません。そうなったら、もし自腹を切って購入したエアコンや、温水器や、冷蔵庫や、ベッド&マットレス、はどうなるのか?
せこいことを言っている・・・そう自分でも理解はしています。しかし、それでもやはり納得ができませんでした。だって仮に1年で引っ越す場合、上記の、エアコン、温水器、冷蔵庫、ベッド&マットレスは使い捨てとなります。いや、揚げ足を取られれば、確かに物理的に持っていこうと思えば、持って行くことはできます。
そりゃ、数千、数万バーツ支払って引っ越し業者に頼んで、冷蔵庫とベッド&マットレスを運んでもらい、取り付けてあるエアコンと温水器を取り剥がして、持っていくことはできます。でもそんなの現実的ではありません。私は気ままなひとり暮らし。引っ越しに他人の手など借りません。そもそもそんなに大量の荷物はありません。すべて自分と引っ越しをします。数千BAHT?数万BAHT?払って引っ越しなんてまっぴらごめんです。
だったらオーナーが一式揃えてくれてもいいんじゃないのか?私が長く住めば家賃収入の入るオーナー的には御の字。仮に私が1年とかで出ても、結局エアコンや温水器や冷蔵庫やベッド&マットレスはオーナーの物になるわけです。白物家電の寿命は少なく見積もっても5年はあるでしょう。
考えれば考えるほど納得がいきませんでした。これはオーナーが用意するべきではないのか?そう思えて仕方ありませんでした。うーん。だったらその考えをオーナーにぶつけてやれ、そう思いメッセージを送ることにしました。