バンコク小旅行記11 2018年夏

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NANAのレインボー。バンコクの夜遊びを経験している紳士諸氏ならば知らない人はいないのではないかと思います。特に今から20年近く前からバンコクで遊んでいた人にとっては、懐かしく、そして様々な思い出のある名前かと思います。NANAのゴーゴーはレインボーに始まりレインボーに終わる。なんて言われていた時代です。

当時は、もうレインボー1とレインボー2さえ行っておけば間違いない時代でした。というかその二つしか行かなかった気さえします。1階のこの2店舗で事足りて、2階なんて上がりませんでした。両店舗にはそれぞれ綺羅星のごとくスターがおり、また次々と新しいスターが生まれていたような時代でした。

店の中の客は全員日本人。そして連日大盛況。顔見知りの女の子が、今日これで6回転(ショートのお客を6人とる)なんだ、とピースしながら上のショートホテルに向かっていたような時代。嬢が一日に1万バーツ以上稼ぐ。みたいなことが日常茶飯事であり、毎日お祭り騒ぎをしていました。

そんなレインボー。あの当時は閉店まで居続け、水着から私服に着替える嬢を見てからカオサンに帰っていたなー。いや、もっと言えば、外の入り口や屋台、スクンビットで店終わりの女の子をナンパして、ペイバー代なしで、もっと言えばあわよくば、そのままお金の支払なしでなんとかしようとしていた時代。

そんな私にとっては、レインボーはもはや青春の1ページでもあります。本当に懐かしい。思えばレインボーも、もう10年近く来ていないのか・・・そう思いながら、淡い?黒い?思い出のあるレインボーにちょっとドキドキしながらも足を踏み入れることにしました。ところが・・・

・・・何だこれは?人が全然いないぞ?!

お客はまばら。というかほとんどいません。ステージの嬢もまばら。皆やる気なさそうに踊っています。いや、踊っているというより無愛想に揺れているだけ。お客も嬢もいません。閑古鳥が泣いています。あれ?店間違えたかな?隣の店?そう思い、一度外に出て店名を確かめてみても、確かに店名はレインボー。

時間が早いのか?いやそんなことはありません。ちょうどベストな時間のはず。何なら嬢が全員出勤していて、何なら一番嬢が勢揃いしている時間のはずです。この時間ですらこの惨状ということは・・・そうか滅びたかレインボー・・・まるで平氏のようだ。栄枯盛衰。そんな言葉が浮かんできました。そしてなぜかオリンピック跡地を思い出しました。

違う違う。やだやだ。こんなの私の知っているレインボーじゃない。なんか青春の美しい?記憶を汚されたようで悲しい気分になってしまいました。どうしよう?NANAに来てレインボー以外の選択肢なんて考えていなかった。


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