ヨーロッパ横断旅行記41 スペインのトマト投げ祭り

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トマト投げ祭りがこんなに激しい祭りだと知りませんでした・・・。まさかここまでボロボロにされるとは夢にも思っていませんでした。そんな私は、愚かにも替えの服を持って来ていませんでした。ちなみにカバンに入れて持ってきていたのはタオルくらい・・・どうしよう。こんな格好で5、6時間かけてマドリードまで戻れません。

・・・というかバレンシアまでの時間を足したら10時間・・・呆然自失としてしまいました。しかし、とりあえず突っ立ていても仕方ないので荷物を預けている商店まで行くことにしました。お店では約束通りエレナとユウコの二人が私を待っていてくれました。しかし私の姿を見て絶句。

きっと私の姿を見て、全身から血が噴き出しているとでも勘違いしたのでしょう。大丈夫?怪我したの?と心配してくれました。とりあえず誤解を解いたはいいものの、現在の私の現状、着替えがなくマドリードまで帰れない旨、を伝えると、エレナから神の啓示ともいえるありがたい一言がありました。

それなら私の家に来る?

どうやら彼女はバレンシア近くにあるガンディアという町に別荘?別宅があるらしく、そこでお風呂に入って一晩過ごせばいいよと提案してくれました。また着替えも父親ので良ければ貸してあげるとも言ってくれました。ありがたい。本当にありがたい。

彼女からの申し出をありがたく受け入れることにして、早速彼女の家にむかうことにしました。ちなみにもう一人のユウコも私ほどではありませんでしたが、かなりボロボロになっていたため私と一緒にエレナの別宅へ向かうことにするようでした。まあ全身トマト漬けになっているので、女の子でなくてもシャワーは浴びたいと思います。

というわけで三者三様ボロボロのままバスに乗り、一路エレナの別宅に向かうことになりました。ちなみにこの時腹巻に入れていた私のパスポートもトマトでぐちゃぐちゃになっており、表表紙がベロベロの状態になっていました。後日マドリードの日本大使館に行って相談すると、今後の旅程のことも考えて新しいものと交換したほうがよいと忠告されました。

仕方なくパスポートを再発行することになったわけですが、そのせいで?おかげで?奇しくも一時期私のパスポートの発行箇所が日本からスペインのマドリードになったことは、今となっては良い思い出となっています。


A20 地球の歩き方 スペイン 2018~2019