海外移住日記第131話 引っ越しの準備にとりかかる

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シラチャプレイスからタウンハウスへに引っ越し。転居の日までまだかなり時間があるので、今から本格的な荷造りはできませんでした。しかし、どう楽観的に考えても今持っているカバンやスーツケースではすべての荷物を入れて一度で運び込むことはできそうもありません。かと言ってオーナーに何度もシラチャプレイスと新居を車で往復してもらうのも気が引けます。

そういえばオーナーに家を借りる条件として、エアコン、給湯器、冷蔵庫、ベッド、をお願いしていたことを思い出しました。それを確認するという名目で新居を見に行くことにしよう。そのついでに荷物の事前搬入をお願いしよう。そしてその場で荷物の中身だけ置いて、空になったカバンやスーツケースを回収してこよう。我ながらグッドアイデアだ。そうすれば山のような荷物の一部を減らすことができます。

そんなわけで事前搬入しても特に当面の生活に困らないであろう、生活消耗品のストック、本、普段使わない服、年に数回しか使わない家電、などなどをまとめることにしました。そうして実際に荷物の把握をすると気づきました・・・これは荷物の事前搬入を一回するくらいじゃあ無理だわ。

想像以上に荷物が多い。部屋の家具のありとあらゆる棚に荷物がぎっしり入っている。どうしよう・・・・・そうだ。荷物の一部を会社に持っていこう。出勤時にカバンに少しずつ荷物を入れてそれを会社の机やロッカーに荷物を保管してしまえ。そうして引っ越した後にそれらを少しずつ新居に持って帰ればいい。

どうせ当時勤めていた会社のロッカーの中はガラガラ。特に何も入れず使っていませんでした。そこを使ってしまえばいい。しかし、会社に大荷物を持ってやってきて、大荷物を持って去って行くなんていらぬ疑いを抱かれるかもしれない。ということで一応会社のマネージャーに説明すると、全然いいよと言ってもらえました。

これが日本だと規則やらなんやらと言われて不可になることもありそうですが、そこはさすがタイ。緩い。むしろそれの何が問題なのかと不思議そうな表情をされました。まあ、とにかくこうして本格的に荷物の整理と引っ越しの準備が始まりました。