ヨーロッパ横断旅行記32 オーストリアからスペインまで飛行機で行くことにする

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ちなみにトマト投げ祭りはブニョールという町で開催されます。ブニョールは、スペイン南東部でスペイン第3の都市のバレンシアの近郊にある町です。そのブニョールまで、というかウィーンからスペインまではかなりの距離があります。直線距離にしておよそ1700㎞。それは北海道から九州くらいと同等の距離になります。

そしてその間には、世界的な観光国観光地が目白おしとなっています。ドイツ、フランス、イタリア、スイス・・・ノイシュバンシュタイン城、パリ、ミラノ、ヴェネツィア、バルセロナ、サグラダファミリア・・・などなど。

それら全てを見て回って移動していたら到底1週間では足りません。さてどうしたものか・・・しかし当時の私には思い悩む時間すらありませんでした。リアルにあと1週間しかない。というわけで私は・・・飛行機でウィーンからスペインのマドリードまで飛ぶことにしました笑

邪道と思われるかもしれません。バックパッカーのくせに飛行機を使うとは何事かと。しかし、大事なものは過程よりも結果。ユーラシア大陸を横断していた猿岩石が途中飛行機を使ったように、私も飛行機を使うことにしました。もちろん私も初めから飛行機という選択肢を選んだわけではありませんでした。

当然調べました。まずはバス。そして鉄道。色々調べてみました。しかしどれも待ち時間のロスがあったり、そもそもすぐにチケットが取れなかったり、さらにチケットの金額が高かったりと。どうしようか?そう思い悩んでいた時、それはまるで天啓のように思い立ったわけです。陸がダメなら空があるじゃない。飛行機で行けばいいじゃない。

そして、早速旅行代理店に向かい飛行機のチケットの値段を調べてみると・・・なんとウィーンからスペインのマドリードまで向かうバスや鉄道と比べて、大して金額に差異がないことが分かりました・・・うん。だったら飛行機でいいではないか。しかも都合のよいことにチケットもすぐに手に入るとのこと。

時は金なり。Time is Money。バスや鉄道だと乗っている時間のロスがある。もちろん途中で下車して観光はできますが、かなりの弾丸観光となります。それよりも優雅に飛行機でスペインまで飛んで、のんびりスペイン観光しながら万全の態勢でトマト投げ祭りにするべきではないか・・・いやするべきだ!そう自分に無理やり言い聞かせ、私は明日の飛行機のチケットを予約することにしました。


A20 地球の歩き方 スペイン 2018~2019