ヨーロッパ横断旅行記50 マドリードからトレドへの日帰り旅行

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翌日。私が目が覚めたのが11時。前夜、というかついさっきまで酒を飲んだのに、二日酔いになることもなく起きれたのはやはりまだ若かったからでしょうか。ボーっとした状態でサロンに向かうと、昨夜一緒に酒を飲んだケンが同様にボーっとした状態で座っていました。

おはよう

>おつかれ

二日酔い?

>いや、心地よいくらい。そっちは?

こっちも同じ

ほっこりとした雰囲気。こんな時間も心地よいのですが、このままだと何もせずにまどろんでしまいそう。おじいちゃんじゃないんだから。ということでケンと話合った結果、どうせなら観光でもしようということになりました。そして急遽マドリード近郊の世界遺産トレドに行こうという話になりました。トレドとは・・・

トレド(Toledo)はスペイン・カスティーリャ=ラ・マンチャ州のムニシピオ(基礎自治体)。カスティーリャ=ラ・マンチャ州の州都であり、トレド県(人口約60万人)の県都である。マドリードから南に71kmの距離で、タホ川に面する。かつての西ゴート王国の首都であり、中世にはイスラム教・ユダヤ教・キリスト教の文化が交錯した地である。「町全体が博物館」と言われ、タホ川に囲まれた旧市街は世界遺産に登録されている。また、ルネサンス期のスペインを代表するギリシア人画家のエル・グレコが活躍した町としても有名。金銀細工の伝統工芸品

「ダマスキナード」がある。

参照:WIKI

善は急げ、と勢いのまま出発。SOL近くのバス停からトレドへ向かいました。バスは約1時間ほどでトレドに到着しました。トレド自体は田舎町という感じでしたが、城塞の中に入ると中は中世の街並みを残しており、まるで迷路のようになっていました。

ケンとは帰りの時間だけ合わせて別行動をすることにしました。と言っても城塞内で何度となくすれ違ったりするのですが・・・途中、小さなカフェみたいなところで小休憩をはさみながらたっぷり17時まで観光していました。まあ途中から観光というよりは見晴らしの良いところに座って、ボーっと街並みをみていただけなのですが。

マドリードに戻ってきた後は、スーパーに寄り、水、ジュース、スナック等を買い、一旦それを部屋に置いた後、再び昨夜と同じBARに向かい、連日で酒盛り。しかし、さすがに今日は午前中(ほぼ昼だけど)から動き回っていたということもあり、酔いのまわりが早く、日付が変わる前に解散となりました。


A20 地球の歩き方 スペイン 2018~2019