ヨーロッパ横断旅行記53 スペイン発行のパスポートを受け取りモロッコのカサブランカ行きのバスチケットを買う

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その翌日。10時ころに起きました。そして大使館にパスポートが出来上がっているかどうか、確認の電話をすると、用意できているとのことでした。今すぐ取りに行きます、というわけで朝飯もそこそこに日本大使館まで行くことにしました。ちなみに日本大使館まではバスで向かったのですが、そこで一つ気が付きました。マドリードは一方通行が多い。

そのため、帰りは来た時と同じ道で帰れるわけではありませんでした。これは帰り道迷うかもしれない。なんでこんな訳の分からない都市計画をやってんだ。自分で言うのも何なんですが、私は方向感覚が良いです。日本でも海外でも道に迷うということはあまりありません。地図を一度ざっと見れば、象徴的な建築物や道路を記憶して迷いなく進むことができます。極端な話、太陽や月の位置で進むことすらあります。


A20 地球の歩き方 スペイン 2018~2019

そんな私が日本大使館の行きの道にも迷いました。これはシンプルに当時の“地球の歩き方”のマドリードの地図がおかしいというのもあります。しかし、やはりマドリードの道は分かりにくいのだと思います。

さて日本大使館で無事にパスポートを受け取ることができました。受け取ってから気づいたのですが、パスポートの発行場所がマドリードになっている。おお。これはいい。カッコイイ。気がする。なんて当時20歳の私はちょっと喜んでいました。実際この後、旅先で出会う人たちに、俺のパスポートの発行場所スペインのマドリードですよ、と自慢して歩くことになります。

その後、何とか来た時と同じ番号のバスを見つけて迷わずに帰ることができました。そして、いつものBARで食事をとり一旦部屋に戻り、シエスタを取りました。19時ごろに起きだして次の目的地であるモロッコ行きのバスを調べに南バスターミナルへ向かうことにしました。

当初はフェズまで一気に向かおうかと思っていたのですが、バスターミナルで調べた結果、月水金しか走っておらず、そのせいで次のバスまで結構時間が空いてしまうとのことでした。そのため急遽明日発のカサブランカ行きを予約することにしました。

その帰りしな、またまたBARに寄り(どんだけ好きなんだよ)、もはや自分にとってのちょい飲みセットと化している、ビールとタパス数品、ちなみにここのBARはタパスにパエリアもあったので、毎回頼んでいました。そして締めにワインを飲んで早めにお開きとなりました。明日は夜22時発のモロッコ、カサブランカ行きのバスに乗る予定でした。


マドリッド発スペイン鉄道旅行