ヨーロッパ横断旅行記57 カサブランカのユースホステルに到着

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マドリードからモロッコのカサブランカに到着してオーストラリア人の女の子2人というお供が増えてユースに向かうことになりました。しかし、オーストラリア人ということで当然英語が話せるはず(というか私との会話は当然英語)なのですが、なぜかタクシーの運ちゃんとの交渉はなぜか私がしていました

・・・いやいや、私が片言の英語でするより、2人がやったほうがこちらの意思が伝わるだろう。それともこんなのもレディーファーストに含まれるのか?などと思いましたが、どうやら彼女たちはそんなに旅慣れていないよう。ぱっと見、薄汚く、旅慣れてる感がある私に任せたほうが良いと判断したのかもしれません。

インドやパキスタン、ネパールなどを旅した人ならば分かると思いますが、バス停などでバスを降りるとわらわらとタクシーの運ちゃんが大挙して押し寄せてきます。それはもうハリウッドスターにでもなかったかのようにたくさんの人に囲まれることになります。そんなタクシーのおっさんらに、どこどこのユースまで行きたいんだけどいくら?と問いかけてまわり、一番お手頃かつ信用のできそうなドライバーを見分ける必要があります。

そんな中、一人の実直で真面目そうなドライバーと交渉が成立。しかし、あまり外国人に慣れていない様子。女子二人もいることだしちょっとかましておくかと、女子二人を後部座席に乗せた後、助手席ではなく、運転席に座るとという軽いボケをしてみることにしました。満点大笑いとはいきませんでしたが、車内の雰囲気がちょっと良くなりました。いや本当に。

無事ユースに到着し、3人全員問題なくチェックインすることができました。とりあえずシャワーだ。シャワーを浴びたい。何しろ24時間移動し続けています。シャワー後、ベッドに横たわりやっと一息つくことができました。ちなみにドミトリー(男女別)でしたが、泊り客は私だけでした。しばらくベッドでごろごろしているとお腹が減ってきました。

そういえばこの20時間くらいまともにご飯を食べていませんでした。ちなみに私は長距離移動をする際は食事をしない派です。それはなぜかというとお腹痛いプロブレムを避けるためです。基本的に私はオーピーピー(お腹を下し易い)のため、長距離移動でもしも催したら、という恐怖が常にあります。

そのため、だったら何も食べなければいい、という結論に早々に達し、毎回長距離移動の際は、食事を抜くことにしています。そしてそれは今でも変わっていません。もちろん今回も20時間という大移動のため出発前の軽い食事から(水分以外)ほとんど口に入れていませんでした。

お腹が空いた。早速ガイドブックに載っているレストランに向かうことにしました。しかし、時間が遅かったのか?事前に調べていたモロッコ料理(タジン、クスクス、ハリラ)は既にありませんでした。仕方がないのでケバブとサラダとパンを頼み、腹いっぱい食べてやりました。さて明日から何をするか。


E07 地球の歩き方 モロッコ 2017~2018