バンコク小旅行記23 することがなくて困るバンコクの昼間 2018年夏

Pocket

中華料理屋を後にしたのは12時過ぎ。特にすることがありません。これはバンコクだろうがパタヤだろうが、そうですが、正直昼間にすることなんてありません。タイならばタイマッサージでも受けて時間でも潰せばいいだろうと思うかもしれませんが、私は元マッサージ師。だからこそ分かるタイのマッサージのレベルの低さ。

もちろんタイマッサージ師にもピンきりあります。しかし、上手なマッサージを受ける確率は大げさに言えば宝くじに当たるようなもの。日本のようにどこへ行ってもある一定以上のレベルの施術が受けられるというわけではありません。語弊を恐れずに言えばタイのマッサージはあまり気持ちよくありません。

日本のマッサージの基本施術は、もみほぐしと指を使ったツボ押しです。しかしタイマッサージのメインはストレッチ。そしてマッサージ師が手抜き?つらい思いをしたくないから?か、手掌、拳、肘、または足の裏や膝で押そうとします。私自身マッサージ師をしていたから分かりますが、マッサージの基本は指圧でそれ以外は応用編となります。

当然そちらの方がピンポイントで当てるのは難しくなるわけです。でもタイのマッサージはその基本が出来ていない、というか理解していません。普通に関節部分を上から押したり、骨の上を押したりします。これがまた痛い。というか下手。横着するなと言いたいのですが、タイ人は聞いてくれません。

観光客がタイに来て、タイマッサージ気持ちいい~、とか言っているのは、半分以上が海外補正。そこにアジアンな店の雰囲気とお香の香り補正。そしてシンプルに値段が安いためのコストパフォーマンスでの納得感。逆心理的不協和。安いからまあいいか、というところだと思います。

そして最大の理由は、そもそもタイマッサージは基本的に数時間かけてやるもの。よくよく考えれば、数時間横になってリラックスしていれば、そりゃ普通の人は寝ます。よほど強く押されたり、間違ったところを押したり伸ばしたりしなければ気持ちいいに決まっています。

しかし、日本のマッサージ屋の主戦場はクイック。私が過去10年近く、1万人以上施術してきた感覚でいうと30分のお客さんが一番多いです。しかもオフィス街の真ん中とかで。私たち?日本人のセラピストはそんな環境で戦っているわけです。30分で客を爆睡させる、満足させるなんて芸当タイマッサージにはできません。まああくまで個人的な感想です。

時間を潰す、という意味でならタイマッサージは最高なのですが、極論言えば、真剣にマッサージなんてしないでいいから(痛いだけだから)適当に全身撫でるくらいで寝かしてくれよと思います。それならば行くのになー、なんて、まあ、マッサージ業界をずいぶん前に引退した私がいうとタイマッサージ業界から怒られそうなのでこれ以上はやめておきます。

ああ、そういえば今年の2月に行ったフィリピンでも昼間にすることがなくて困りました。そんなわけですることもないので一旦部屋に戻り、今宵のために体を休めることにしました。


ペッブリー通りのMPを遊びつくすのにおすすめのホテルは何といっても、

FX ホテル メトロリンク マッカサン、です。

その立地は、アソーク通りとペッブリー通りの交差点の近く。地下鉄ペップリー駅まで100mもありません。近くにはコンビニやレストランなどすべて徒歩圏にあります。尚、スワンナプーム空港まで向かうエアポートリンクのマッカサン駅も100m以内にあるため、空港アクセスも最強です。

ホテルからペッブリー通りのMPまではタクシーかバスでの移動となります。まあ各MPまで2~3㎞ほどの距離なのでタクシー移動しても100BAHT(300円くらい)なものです。それすらもケチりたい人はペッブリー通りを東に向かうバスに適当に乗れば10BAHTもかからず移動できます。

気になるジョイナーフィー(女の子の連れ込み料)も無料です。またペッブリー通りのMP遊びだけでなく、ソイカウボーイのゴーゴーで遊ぶにも地下鉄で一駅なので便利な立地です。ホテル代は時期によりますが大体5000円前後となります。