ヨーロッパ横断旅行記60 世界遺産都市マラケシュに到着

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今日は朝8時に起きました。マラケシュ行きのバスが出る10時までまだ時間があったので、荷物の整理をした後、近くで軽く朝食を取ることにしました。宿に戻り荷物を持ってチェックアウト。そのままバスターミナルへ向かいました。基本ギリギリに行動するのが嫌な私は、今回も出発時間の30分以上前、9時20分くらいにはバスターミナルに到着していました。

まあ、これくらい前なら余裕だろうと思っていたのですが、バスターミナルはなぜか激混みしていました。何だ?何かトラブルか?そこでは何故かバスに乗り込もうとする客とそれを仕分ける職員とが押し合いへし合いしていました。空気は一触即発状態・・・何だこの状況?それともこれがデフォルトなのか?一瞬唖然としてしまいましたが、そんなことを言って呆けているわけにも行きません。

次の瞬間私もその輪の中に入り大声で“マラケシュ10時”“マラケシュ10時”と叫んでいました。そう叫びつつなんとか荷物をバスに預けることができたのが、出発時間を20 分ほど過ぎた10時20 分でした。まあモロッコのバスが時間どおり出発するはずないよな、なんて思いながらバスに乗り込みました。すると隣に座っていたのがたまたま日本人。しかも女の子二人組でした。

思いもかけない場所で、しかも隣の席に、日本人の女の子二人組。しかも話していると二人とも同じ年。そんなこともあり即意気投合。マラケシュまでの道中は退屈せずすみました。というより大いに話が盛り上がり、マラケシュにあっという間につきました。マラケシュに到着し、それじゃあホテルでも探すかと思ったのですが、日本人の女の子二人組はすでにホテルを予約しているとのことでした。

聞いてみるとそれがそこそこ良いホテル。私が想定していたホテル代金の数倍するような高級、でもないけど中級くらいのホテルでした。ちなみに私は最安値?最底辺笑レベルホテルに宿泊予定でした。そんなわけで彼女たちとは泣く泣くフナ広場で別れることになりました。

しかし、その後なんとなく目星をつけていたホテルを数件訪ね歩いてみるものの、ドミは空いているけどシングルはどこもフルと言われ続けてしまいました。仕方なく当初の予算を少し上げて一泊50DHのところへ泊まることにしました。

多少お金がかかったとはいえ、やはり宿が決まるとほっとします。部屋へ入り、とりあえずシャワーを浴びて、いつものようについでに洗濯をして、休憩をしたあと、街の散策に出かけることにしました。


モロッコのバラ色の街 マラケシュへ (旅のヒントBOOK)