海外移住日記第138話 タウンハウスに引っ越したはいいもののその広さを持て余す

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さてそんなわけでデポジットという一番の心配事もきれいになくなくなり、無事通算2年以上住んだシラチャプレイスを後にして新居に引っ越すことができました。そんな新居は2階建てのタウンハウス。2LDK、大小二つのベランダ、車2,3台は駐車できる駐車場付きの物件となります。

家の総㎡数はおそらく120㎡はあるかと思います。シラチャプレイスがおよそ30㎡ちょっとだったことを考えると約4倍近い広さとなります。いやー持て余すわー。正直ここまで広くなくても良かったのですが・・・まあ大は小を兼ねます。広いに越したことはないでしょう。

荷物は前回同様オーナーに車で運んでもらいました。前回運び込んだ荷物と合わせると結構な量の荷物がありました。荷解きをしなくてはいけないのですが、何なんでしょう、この感じ。面倒なんだけどちょっと嬉しいこの感じ。やっと腰が落ち着けるこの感じ。

しかし、よくよく考えると、よくこんな状況になったものだと思います。異国で、タイで、引っ越しをして、かつ外国人がまったくいないようなエリアに、しかも120㎡近くあるタウンハウス、さらにひとり暮らし。うーん字面にすると訳がわからない。まあそんなことをふと思いながら、意外と楽しく荷解きをして荷物の整理をしていました。

さて、新居なんですが、家の中はがらんどうです。何を当たり前の話をと思われるかもしれませんが、基本タイではアパートやコンドミニアムなんかは家具家電がはじめから付随しているところがデフォルトとなります。もちろん現地の人が住む格安アパートは何もないところもありますが、それでも大概なにかしら付いています。

しかし、私が越してきたこの新居には当初何もありませんでした。そのため既述のようにオーナーにお願いして、エアコン、ベッド、給湯器、冷蔵庫、のみ揃えてもらっていました。しかし、引っ越しして気づいたのですが、上記の4点以外にもオーナーからのプレゼントとして、タンスと机とテーブル2脚、そしてカーテンが置かれていました。

しかし、それ以外は何もありませんでした。キッチンもありません。正確にいうとキッチンスペースはありますが、流し台や作業台もありませんでした。さらに食卓。ダイニングテーブルやチェアーもありませんでした。さて、まずはこの一階のズドーンと広い、30畳ほどはあるリビング?というかスペースをどうするか・・・やっぱり持て余すわー。この広さ。とまあ嬉しい悲鳴を上げつつお部屋改造をしていくことにしました。