ダラダラ毎日過ごすことは悪いことじゃない

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時間の使い方に上も下もない

毎日、時間を浪費するようにダラダラとすごす。例えば、ダラダラとネットサーフィンをしたり、部屋でゴロゴロしたり、マンガやテレビをボーっと見たり・・・、世間一般では非難の対象となるこんな行動。しかし、私は、こんな贅沢な時間の過ごし方はないと思います。時間の使い方の上も下もありません。

”時間がもったいない”

”そんなだらしない生活今すぐやめた方がいい”

でも、世の中にはこのような時間の使い方に対して、こうしたり顔で説教してくる人が必ずいます。でも私はそんな説法は無視するようにしています。確かに時間は有限かもしれません。でも時間をどう使うかなんて自分次第。もったいない、と思うか、有意義だ、と思うかは全て自分次第だと思います。

生きているすべての人が崇高で高尚な目的を持って生活しているわけではありません。そんなものを持ちたくても持てない人だっています。いやそれ以前にそんなものにそもそも興味を持てない人だっている。こっちが正しくてあっちが間違っているなんてそんな線決めはありません。自分が一番心地良いと思う生き方をすればいい。そのことに優劣なんてないと思います。

しっかりとした生活を心がけよう、なんて上から目線の奴はほっとけばいい。毎日きちんとコツコツと真面目に働いて、しっかりと税金を納めて、法を犯さず、誰にも迷惑をかけず、自分だけの収入で生きている。ダラダラしていようが、気楽に生きていようが、他人様に迷惑をかけてない、それだけでも人間としてたいしたものだと思います。これ以上何を求められる必要性があるのか?もう十分過ぎるだろうと思う。

「騙されるな」

人は何か一つくらい誇れるものを持っている

何でもいい、それを見つけなさい

勉強が駄目だったら、運動がある

両方駄目だったら、君には優しさがある

夢をもて、目的をもて、やれば出来る

こんな言葉に騙されるな、何も無くていいんだ

人は生まれて、生きて、死ぬ

これだけでたいしたもんだ

ビートたけし

ビートたけしさんがこのような詩を書いています。人生に、生きる意味や目的、運命なんかを求めたい人は勝手に求めればいい。でもそんな価値観をこっちに押し付けないで欲しい。決めつけないでほしい。何もない人だっている。いや、むしろ何もない人の方が多い。

私たちは何か決められた運命や目的なんかなくたって別にいい。人生なんてただ生まれて死ぬだけ、ただそれだけのこと。何もしなくても何も無くてもそれだけで十分。焦る必要なんてない。生まれてから死ぬまでの間、笑ったり、泣いたり、怒ったり、楽しく、面白可笑しく、気楽に生きればいい。それだけでいい。そう思うとちょっと楽になれる気がします。