海外移住日記第140話 タウンハウスでの生活がスタートする

Pocket

新居は既述のように2階建てのタウンハウスになります。タウンハウスといってもかなり広めのタウンハウスになります。おそらく延床面積で120㎡以上はあると思います。ちなみにタイは延床面積にはベランダ部分も含むので、それを合わせると150㎡にはなるかと思います。それに加えて車2台半はおける駐車スペースがありました。

ちなみに当時(今でもですが)私は、車はおろかバイクすら持っていません。駐車場には、人からもらった中古のママチャリが一台ぽつんと置いてあるだけです。そのため気づけばその広いスペースが、近所の飼い猫と思われる猫たちの憩いの場となっていました。はじめは警戒していた猫たちも私に敵意がないことがわかったのか、毎日のように来るようになってしまいました。

さらに家の中に入ろうとまでしてきたので、これはまずいと家の中に入らせないようにしていましたが、その姿に和み、思わずコンビニで猫の餌を買いそうになってしまいました。そんな風にしてスタートした新しい家での生活ですが、既述のように家の中には必要最低限のものしかありませんでした。

あるのはオーナーにそろえてもらったエアコン、ベッド、給湯器、冷蔵庫、そしてサービスでもらった机に椅子2脚、タンス、それだけしかありません。1階の広々としたリビングスペース、というよりただ何もない60㎡ほど(33畳ほど)のスペースにはポツンと冷蔵庫が置かれているだけでした。

これは寂しいとそのすぐそばに元々持って来ていたちゃぶ台と先日買ったもう一台のちゃぶ台を置き、そしてその周りにゴザとクッションを敷いてみました・・・うーん、ものがなさすぎてまだ寂しい。というか前回、前々回ともに家具家電一通り揃ったコンドミニアムに住んでいたため、このタウンハウスには色々とものが足りませんでした。

内見時より流しがないのは分かっていましたが、よくよく考えれば調理台もありませんでした。大したものを作るわけではありませんが、それでも私は主に自炊をして生活をしていました。炊飯器もコンロも置くところがない・・・まあ、ちゃぶ台に置くという選択肢もあr・・・いや、ないな。いちいち座ったり立ったり面倒臭すぎます。

また大量の食材(レトルト食品や袋・カップラーメン、ふりかけなど)もこのままフロアに直置きしていくわけにも行きません。仕方ない。簡単に家具を揃えに行くか。幸い家の近くに市場があるので(市場があるのでこのタウンハウスを気に入った)、そこまでちょっくら買い出しにいくことにしました。