カジノ法案可決は観光国家への後押しになる?

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カジノ法案可決

カジノを含む統合型リゾート(IR)を解禁する法案、(IR推進法案)、が12月15日、前日の参院本会議に続いて衆院本会議で可決され、成立しました。個人的な感想としては率直に良いニュースだと思います。

経済効果はもちろんですが、それ以上に皆が楽しむことができる新しく大型の国際的なアミューズメント施設が出来上がる、とのことなので楽しみです。また一つ日本に観光的な武器が出来た、それを装備できると考えると面白い。そしてその誘致した都市がラスベガスやマカオのような国際的な都市にもなればと思います。

後は、法制度をしっかりと整えて欲しいと思います。またカジノ施設のノウハウがない日本はどうしても既存の外国の会社や専門家に意見を聞くしかありますが、きちんと日本の国益に沿うような、利益が出るような、そしておもてなしの精神のある日本的なアミューズメント施設になればと思います。

カジノ施設を声高に反対するが

カジノはギャンブル依存症が増える、とヒステリック反対している人がいますが、既に、パチンコ、競馬、競輪、競艇、宝くじ、サッカーくじ、Toto、など公営ギャンブルがあるのに何を今更言っているのだと思います。詭弁。

日本に元々ギャンブルが全くない状態から新しくカジノを作る、というのなら問題かもしれませんが、既にあるものを公営化することの何が問題なのか?誰から頼まれて、お金をもらって反対しているのか?ちょっと疑いたくなります。さらに公営ギャンブルの他にも、闇カジノがほぼ公然と事実として存在しています。そしてそれは暴力団や犯罪組織の資金源にもなっています。

面白いことにカジノに対して反対している人に限ってパチンコには口をつぐみます。何故なんだ?どっかからの圧力か。それともただ単に自民党を批判したいだけか?カジノに反対して、仕事している風に見せれるから言っているだけじゃないのか?

お酒も、ドラッグも、売春も、何でも国が取り締まれば取り締まるほど、闇に潜り、悪質化するのは世界的にも常識で歴史が証明しています。だったらパチンコや闇カジノなど、違法なお金が犯罪組織や、他国に違法送金されるくらいなら公営のカジノを作って管理した方が税金を取った方が税収にもなり国民のためになるのではないかと思ったりします。

そもそもギャンブル依存症よりもパチンコ依存症の方がより問題じゃないかと思います。パチンコの依存症は、音と色が脳に影響を与えて強制的に依存化させている、との意見もあります。パチンコにはギャンブル依存症に+してより悪質なものが乗っかっています。カジノに反対するならもっと悪質なパチンコ廃止法案を出してからにしろ、と言いたい。

カジノと既存ギャンブル

おそらくカジノが出来ても、新たにギャンブル依存する人が大幅に増えるなんてことはあまりないのでは、と思ったりします。そもそもギャンブルなんて、合法だろうが、違法だろうが、やる人はやるし、やらない人はやらない。

そして血統や育成などのロマンやサラブレッドの美しさを見る楽しみのある競馬や、人間模様やドラマのある競輪競艇などとはあまり競合しないとは思いますが、パチンコの客とカジノに流れる、いわゆる食い合いになるのではないかと思います。

それはそれで日本にとって良いことのような気がします。毒を以て毒を制す、ではないですが、そういう意味では、悪質な常習性のあるパチンコと違い、カジノ施設がある大型のアミューズメントパークができると思えばいいのではとも思います。

また上記の既存ギャンブル施設は外国人が参加しづらいが、カジノとなると観光客を誘致でき、そこからの税収増加も期待できます。ただ、カジノは外国人専用にして日本人は入れないようにする、なんて話もありますが、それはどうだろうか?と疑問が残ります。

カジノをどこに作るのか?

さて現在カジノを誘致している候補地としては、

北海道:小樽、苫小牧、釧路市

千葉:幕張沖に人工浮島「メガフロート」

東京:ホテルや会議場がある台場・青海地区

神奈川:横浜市が整備に向けた検討会を立ち上げ

大阪:臨海部の人工島「夢洲」が候補

宮崎:リゾート施設「シーガイア」周辺

長崎:ハウステンボス周辺

以上が手を挙げているようですが、どうせならカジノ目的だけでなく、ついでにまだ知られていない日本も観光してほしいと思います。個人的にはすでに観光客が飽和状態な東京、京都、ユニバーサルスタジオジャパンのある大阪、東京ディズニーランドのある千葉、などはもういいではないかと思います。

それよりも日本3大都市で国際空港があるにも関わらず、観光客にスルーされる、可愛そうな我が地元名古屋にできたらいいなあ、と思ったりしています。というのも一部では、カジノを船で運営する、なんて話も聞いたりしているのも理由の一つです。

実は名古屋港は、意外と思われるかっもしれませんが、日本で一番の臨港地区を誇ります。また名古屋港で取り扱う貨物は、国内・国外あわせて年間約2億762万トン、国外との貿易による黒字額は約5兆6,583億円で、ともに日本一だったりもします。

最近では、同じ東海圏内にある岐阜県の高山に外国人観光客が増えているといいます。この際、セントレアを中心に、名古屋のカジノ、岐阜の高山~白川郷、三重の伊勢神宮、このエリアを新たな観光地として提案してみてはどうだろうと勝手に妄想していたりします。

名古屋港周辺は久しくさびれていて寂しいので、地元名古屋民としては、カジノを中心とした国際的なリゾート施設、ができあがると嬉しいです。観光客が増えれば、外国人向けの飲食店などができる。そうすれば地元の人も移動の選択肢が増えて有り難いと思います。

・・・とまあ妄想を爆発させてみましたが、実際保守的な名古屋ではそんなことは無理かなあと諦めていたりします。



「カジノ法」の真意 「IR」が観光立国と地方創生を推進する

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