海外移住日記第141話 近くの市場に家具を買いに行く

Pocket

タウンハウスの近くにある市場には様ざまな店が並んでいます。まあ、食材や惣菜を売る屋台は夕方以降にオープンするので、全体的に閑散としています。しかし、雑貨屋や20バーツショップ、電化製品などを売る店はやっていました。私のお目当ては簡単な家具だったので特に問題ありませんでした。

立派な家具はいりません。できれば持ち運びできる簡素で軽いもの。もしくは、いらなくなったらすぐに捨ててもおしくない安いものが目当てでした。既述のように私は引っ越すに辺りタウンハウスのオーナーに、エアコン、給湯器、ベッド、冷蔵庫、を設置してもらっていました。

その理由は、仮に1年で引っ越すとなった場合、それらを外して持っていくことが困難であるということ。さらに実質それらを自己負担してしまうと、それらの耐用年数以内に引っ越した場合、それら家具家電が全てオーナーのものになってしまうから、というものでした。なにをせこいことを・・・そう思われるかもしれませんが、やはり納得がいきません。

そして上記と同じ理由で家具もそうでした。ここでしっかりとした家具を買っても、結局引っ越しとなった時に持っていくのが面倒になりオーナー宅に置いて行くに違いない。長期間住むと決めたなら良い家具を買うこと考えられますが、今はまだそこまで決めているわけではありません。

というわけでテーブルは折りたたみ式の簡素なもの。椅子であれば、同じく折りたたみのものか、もしくはプラスティック製のイス、後は適当にものを入れることのできるかごや棚を探していました。マーケットの雑貨屋を見て回っていると・・・ちょうど欲しかったサイズの折りたたみ机が置いてありました。

なんというか、ラーメンの屋台でよく使われているような折りたたみ机です。これはいい。値段を確認すると350バーツでした。まあ、そんなものか。そう思いましたが、ダメ元で値段交渉してみることにしました。ちなみにタイでは(昔に比べれば)あまり値段交渉する機会は減ってきています。値札が貼ってある店舗もかなり増えてきています。タイ人も値段交渉する面倒臭さに気づいたのかもしれません。

話は変わりますが、何やらバンコクのカオサンでは、古いガイドブックや誤った情報を元に今でも値段交渉すれば大幅に値下げされると信じて強気の値段交渉する日本人貧乏バックパッカーがおり、嫌われ始めている、というか貧乏人とバカにされ始めているとのニュースもあります。

私もいい大人。というかタイに住んでいるのでタイの大体の物価も価格情勢も分かっています。そのため大幅なディスカウントというわけではなく、別のものも合わせて買うから、350バーツを300バーツに下げてくれ、そう交渉してみることにしました。