ヨーロッパ横断旅行記80 発狂寸前。砂漠の町エルフードからフェズへ移動。

Pocket

こうしてようやくサハラ砂漠からエルフードに戻って来ることができました。まあ、ようやくと言っても実際は3泊しかしていないのですが・・・もうこれ以上は無理でした。それにしても、あんなところに数週間滞在しようとか思っていた自分は本当バカでした。そんなことをしていたら発狂したと思います。

そんなサハラ砂漠ですが、実際に体験した経験から、思っていたよりも寒暖差があまりないことに気が付きました。テレビや本などで、なんとなく見たり、聞いたりしたことのある知識では、昼は50℃近く上がり、夜はマイナスまで気温が下がる、そんな極限な環境なのだと思っていました。

しかし、実際はというと・・・昼は50℃近く上がるため暑い、というのは正しいのですが、夜は・・・普通に熱帯夜でした。まあ、それでも寒暖差は20℃近くあるので過酷なことに違いないのですが。ちなみにこれはあくまで、宿では、ということで、既述のようにサハラ砂漠で過ごした夜は涼しいというか寒かったです。

まあ、そんな男修行のためにやってきたサハラ砂漠。わずか4 日ほどで移動することになるとは思ってもいませんでした。しかし、当時の私はとにかく早くサハラ砂漠から離れたい一心でした。早く人がたくさんいるところに行きたい、誰かと会話がしたい、できれば日本語が話したい、そう思っていました。

そのため私はエルフードからフェズへ行くため、その中継地となるメクネスへと移動することにしました。しかし、夜行バスのため夜遅くの出発。仕方がないので、夕方まで部屋でゴロゴロして、メールをやり、19時頃に商店で、パン、ヨーグルト、ジュース、水、という水分多めの夕食を買い、部屋で食べました。

そしてバス出発の時間になり、私はまるで逃げるようにエルフードを発つことにしました。CTMに向かいメクネス行きのバスに乗り込むと・・・そこにはなんと日本人(らしき人)がいました。おおっ!神様!というわけで一応英語で話かけてみると返ってきた返事は日本語。やはり日本人でした。

何度も言いますが、当時、今から20年前、こんな砂漠の前線の町に一人旅しているアジア人は日本人のみ。こんなところでの出会いということもあり、速攻意気投合。メクネス行きのバスの中で大いに盛り上がりました。完全に躁状態になっていた私は喋り倒しました。普段であれば長く感じる夜行バスですが、あっという間にメクネスへ到着しました。


E07 地球の歩き方 モロッコ 2017~2018