ドイツFKK体験記9 フランス中央駅近くの格安共有キッチンありホテルを発見 2018年10月フランクフルト

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そういえば今回のドイツ旅行は、20年ぶりのヨーロッパ、そして久方ぶりの遠出(2月にフィリピンには行ったけど記事参照、私が今暮らしているタイと同じ東南アジア)でした。そんなこともあり、ちょっと昔を思い出してバックパッカー気分を思い出して旅行したいという思いもありました。

しかし、だからといって昔のようにドミトリーに泊まるのはきつい。そこだけは大人になったようで我ながら現金というか調子のよいところなのですが、それでもちょっと昔を思い出して旅行したいと思っていました。というわけで今回ホテルサイトで条件として挙げて検索したのが、共有キッチン、のあるホテル。

そう。私のバックパッカー時代の思い出といえば何といっても、海外で自炊。現地のスーパーに行って食材とお酒を買ってきて、簡単に料理してそれを食べながら飲む、これでした。そしてそこには旅先で出会った旅人が・・・まあそこまで贅沢は言いませんが、しかし共有キッチンであれば、そんなことも自然に起こるかもしれません。

また、基本ご飯が安くて美味しいアジアならば自炊の必要などありませんが、ヨーロッパ、特にドイツには食事の期待はしていませんでした。というよりドイツ料理と聞いても全くピンときません。せいぜい、ソーセージ、ザワークラフト、ビール、くらいなものでしょうか?

また、ちょっと調べただけでもドイツの外食は高いことが分かっていました。ランチ10ユーロから、ディナー20ユーロから・・・しかも、そんなに美味しくないときている。逆にスーパーでは食材が安く買うことができるとのこと、だったら自炊したほうが楽しくていいではないかと。

昔を懐かしむ+旅費を抑えれる・・・これ一石二鳥じゃね?と我ながらグッドアイデアだと思いました。しかし、通常のホテルに共有キッチンはなかなかありません。たまに部屋に小さいキッチンスペースがあるホテルはありましたが、うーん、そういうことじゃないんだよなあー。

まあ、そこまで完璧なホテルなんてないか、と諦めかけていた時に見つけたのが、フレダップワンというホテルでした。ここはいわゆる駅近格安ホテルになります。トイレ・シャワー共有、ついでにキッチンも共有、ながら部屋は個室というホテルでした。ユースホテルで個室を取るようなものか・・・

さて、気になる部屋代は・・・40ユーロでした。これは格安でした。部屋の写真を見ると、普通に綺麗な部屋。まあ独居房のように狭いのが気にはなりますが、どうせ朝から夜まで観光して部屋には寝に帰るだけです。トイレ・シャワー共同もそんなに気になりません。安くて、共有キッチンが付いている、ここでいいんじゃなかろうか?


さて、そんなドイツでのインターネットの使用方法ですが、まず思い浮かぶのは、ホテルやレストランのWIFIを使うという方法。これはとくに問題なく使用できます。しかし、当たり前の話ですが、その場から離れてしまえばインターネットは使えなくなります。

次に、現地でプリベイトSIMを購入するという方法があります。この方法は現在の海外旅行の主流?で、一番安価で確実にインターネットが使用できます。しかし、ドイツでこの方法は難しいようです。というのもプリベイトSIM自体はどこでも売っているようですが、それを有効にするにはかなり面倒くさい手続きが必要で、事実上短期旅行者は使えない制度になっているとのことです。

詳しくはこのページを参照して下さい。つまりタイやフィリピン、その他の国のように持参した白ロムスマホに現地のプリベイトSIM(SIMの期限、速度、上限などの契約は別途必要)を差し込めば自動的に使えるというわけではないようです。

また、現地のフリーWIFIを使う、という手もあります。しかし、ドイツは日本と同じくらい、いやひょっとしたらそれ以上にフリーWIFIスポットが充実していません。ある限られた場所、空港、駅、観光スポットに(一応)WIFIスポットはありますが、そのほとんどはそもそも速度が遅く、かつ時間制限(30分~1時間)があり、接続しない時間をイライラして待ち終わる、という感じでまるで使い物になりません。

というわけで、結論としては、安定してドイツ旅行中にインターネットを使用したい場合、日本からレンタルWIFIを持参する、というのがベターな方法と言えます。頼る人のいない他国の空の下で常時ネットを使える、という安心感はもはや保険、心の精神安定剤とも言えます。そういう意味でも日本でレンタルWIFIを契約しておくのをお勧めします。