ドイツFKK体験記10 若干の不安を覚えつつフレダップワンの予約を取る 2018年10月フランクフルト

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フレダップワン。個室+共有キッチンあり、の検索条件で引っかかったホテル。ここしかないと思いましたが、一応ネットで詳細を調べてみると・・・なんと、フロントがない、とのことでした。どうやらビル?建物?の中に部屋があり、管理は別のところでしており、スタッフは常駐していないとのこと。

つまりホテルというよりは民泊に近い感じか・・・まあ、元々民泊サイトAirbnbを使おうとしいていたしな・・・そのへんは特にこだわりがありません。しかし、問題はやはり、きちんと予約が取れるかどうか、でした。でも、まあ、その辺はさすがにホテルサイトに登録してあるんだから大丈夫だろう・・・多分。

しかし、やはりフロントがないということには一抹の不安がありました。そして、建物自体にホテル名(フレダップワン)の表記がないとのこと。口コミ等をよく見てみるとどうやら外部で待ち合わせをするとのことでした・・・外部で待ち合わせか。

・・・大丈夫か?いや、大丈夫だろう。一応これで営業はしているんだろうし。評価もそんなに悪いわけではなさそうだし。でも、なあ・・・そう若干の不安はありましたが、宿賃の安さ、そして共有キッチンの存在に惹かれ、このホテルに決めることにしました。そしてこの決断が後日裏目に出ることになります。

まあ、そんなわけでホテルの予約も無事に取ることができました。飛行機のチケットはすでに準備済です。後必要なのは、お金をどうやって持っていくかということでした。これ、毎回困ります。現金か、クレジットカードか、国際キャッシュカードか・・・ああ、早く国境を超えたキャッシュレス化の時代が来ないかなー。

いや、今でもクレジットカードである程度なんとかなるんでしょうが、それでもやはり現金が必要になります。それが面倒くさい。もうAIに支配されてもいいから、体の中にチップいれてそこから自動引き落とししてくれないかな。だったら、ついでにパスポート情報も入れて、税関もパスポートレスでさくっと通りたい。

ZOZOTOWNの社長が月旅行に行くなんて話があるこの時代になんで未だにパスポートコントロールの大行列に並ばないといけないのだ?そこだけ20年前と変わってないのおかしいだろう。まあ、そんなことを言っていても仕方がないので、当座必要だと思われる金額、1000ユーロほど両替することにしました。


さて、そんなドイツでのインターネットの使用方法ですが、まず思い浮かぶのは、ホテルやレストランのWIFIを使うという方法。これはとくに問題なく使用できます。しかし、当たり前の話ですが、その場から離れてしまえばインターネットは使えなくなります。

次に、現地でプリベイトSIMを購入するという方法があります。この方法は現在の海外旅行の主流?で、一番安価で確実にインターネットが使用できます。しかし、ドイツでこの方法は難しいようです。というのもプリベイトSIM自体はどこでも売っているようですが、それを有効にするにはかなり面倒くさい手続きが必要で、事実上短期旅行者は使えない制度になっているとのことです。

詳しくはこのページを参照して下さい。つまりタイやフィリピン、その他の国のように持参した白ロムスマホに現地のプリベイトSIM(SIMの期限、速度、上限などの契約は別途必要)を差し込めば自動的に使えるというわけではないようです。

また、現地のフリーWIFIを使う、という手もあります。しかし、ドイツは日本と同じくらい、いやひょっとしたらそれ以上にフリーWIFIスポットが充実していません。ある限られた場所、空港、駅、観光スポットに(一応)WIFIスポットはありますが、そのほとんどはそもそも速度が遅く、かつ時間制限(30分~1時間)があり、接続しない時間をイライラして待ち終わる、という感じでまるで使い物になりません。

というわけで、結論としては、安定してドイツ旅行中にインターネットを使用したい場合、日本からレンタルWIFIを持参する、というのがベターな方法と言えます。頼る人のいない他国の空の下で常時ネットを使える、という安心感はもはや保険、心の精神安定剤とも言えます。そういう意味でも日本でレンタルWIFIを契約しておくのをお勧めします。