フェズ2日目の朝。この日は前夜の約束通り8時に起きて、同部屋の鈴木さんと隣の部屋の日本人の女の子(宇津さん)の3人で朝食を食べに行きました。そこでハリラを食べたのですが、辛いが美味しかった。その帰りに再びバスターミナルへ向かい、バスの時刻を確認しに行きました。
シャウエン行きのバスは10時半・・・このままフェズにもう1泊するか、それともシャウエンに移動するか、どうしようか・・・そんなことを迷いながら歩いていると宇津さんとはぐれてしまいました。が、まあ、お互いよい大人。しかも、部屋は隣、ということもありあまり気にせず鈴木さんと買い物に向かいました。
買い物しながら考えた結果・・・10時半のバスでフェズを離れ、シャウエンへ向かうことにしました。鈴木さんにそのことを伝えると、それじゃあ俺もそうしようかなー、みたいな感じの答えが返ってきました。軽っ!まあ旅は道連れ。ホテルに戻り、隣の部屋を覗いて見ると宇津さんは無事戻っていました。今日のバスでシャウエンに向かうことを伝えました。
それじゃあここでお別れですね。寂しいなー。
まあ、社交辞令ですね。そんなわけで早速ホテルをチェックアウト。二人でバスターミナルへ向かいました。バスは意外にも(モロッコなめすぎ?)時間通りに出発。フェズからシャウエンまでの景色はなかなかの絶景だったのですが、よく途中で事故らなかったと思うほど荒いものでした。そうしてシャウエンに到着。
シャウエンは、こじんまりとした山あいの町ですが、その特徴はなんと言っても青く塗られた建物たち。おおっ!何という光景だ。私たちはその幻想的な青い町を見て、一発で気にいってしまいました。鈴木さんと共にホテルを何件か見て周り、ダブルルーム80DHの部屋をゲットしました。
シャワーを浴びた後、二人して散歩にでかけました。本当に町中真っ青。まるで異空間でした。まるで現実感がなく映画のセットかと思うほどでした。今でいうインスタ映えする絶好の場所かと思います。
そんなシャウエンの町を散々歩き倒し、途中で見つけた土産物屋でモロッコの民族衣装風の服を52DHで購入しました。ちなみにその服は今でも実家のクローゼットに一度も袖を通すことなくしまってあります。
そのまま夕食。タジンとハリラを食べこれがモロッコ最後の食事となりました。本当はシャウエンにもっと滞在しても良かったのですが、この可愛らしくて素敵な町は野郎二人で滞在する町ではありません。恋人と一緒に来る町です。明日はシャウエンからセウタに向かい、そこからスペインへ再入国し、セビーリャを目指します。