海外移住日記第142話 当座の処置で1階のトイレをシンク代わりにする

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ちなみに私が借りていたタウンハウスには、1階と2階にそれぞれ一つずつトイレ兼シャワーがありました。しかし、トイレ兼シャワーは2つあるのですが、肝心のキッチンがありません。厳密に言えば、キッチンスペースはあるのですが、そこには流しも台も何もない、がらんどうとした空間があるだけの状況でした。

本格的に住むのであれば、そのスペースにキッチン流し台を設置するべきなのは分かっています。しかし、もちろん流し台を設置するのにもお金がかかります。また部品だけ買ってきて自分で付けるというのも手間暇がかかります。結局業者さんにつけてもらわなくてはいけません。ざっくりですが3000バーツ(約1万円)ほどかかりそうです。

しかし、住み始めてしばらく経ってみなければ、ここが終の棲家(大げさですが)となるかどうか判断がつきません。嫌になってすぐに引っ越すかもしれないところに自腹で流し台を設置しようとは思いません。まあ、そんなわけでまだ越してきたばかりなので、当然キッチン流しを設置するなんてことは毛頭考えにありませんでした。

しかし、キッチンというか、最低限水回りの流しがないと自炊ができず、不便極まりありません。さて、どうするか・・・ということでしばらく考えた結果、当座の処置として1階のトイレを流しとして使うことにしました笑。まあ、あくまで暫定的な処置としてです。

トイレとして使わなければ、ただの大きい排水口です。そうだ。トイレの横にある蛇口の下に大きなタライを置いてそこで食器を洗い、便座の上に水切りカゴを置いて、そこに洗った食器を並べてシャワーで洗剤を洗い落とせばいい。そして最終的にトイレのコックをおろして水を流せばいい。誰かと住み始める等あるまではこれで対処するとしよう。

どうせ気ままなひとり暮らしです。誰かに生活を見られるわけではありません。ということはあとは完全に自分の中だけの問題。トイレだと思うと衛生的にどうかと思いますが、ここは当座私しか使用していません。ということで1階のトイレはトイレとして使わないことにすることにしました。

というわけで早速簡易の流しを作成するべく、近くの20バーツショップにて、大きいタライ、水切りカゴ×2、を購入しに行くことにしました。


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