ヨーロッパ横断旅行記84 セビーリャで2つの再会

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セビーリャ2日目。連日移動の疲れか、起きた時には昼ころになっていました。そして同部屋の佐々木さんの姿はありませんでした。どうやら一足先に起きて、外出しているようでした。私も昼飯兼散歩がてらバスターミナルへ向かい、アヤモンテ行きについて調査しに行きました。するとセビーリャを9時半に出発とのことでした。

しかし、よくよく見てみると本来の目的地であるポルトガルのサグレスまで行くバスが隣にあり、こちらは7時半にセビーリャを出発して、サグレスには11時半に到着とのことでした。少し考えようとその場での購入はやめて、昼飯がてらバーガーキングに行くことにしました。そう言えば当時のスペインにはバーガーキングがたくさんあったような気がします。

その後、久しぶりにメールのチェックをして、BARで軽く飲んだ後、部屋に戻りシエスタとベッドに潜り込みました。19時ころ目が覚めると部屋に佐々木さんが戻って来ていました。すると今日の21時にさっき町で知り合った日本人女性と夕食の約束を取り付けたとのこと。

俺も行って良いんですか?

〉もちろん

さすが。兄貴。

そんなわけで21時まで部屋で過ごし、約束の場所へ向かってみるとそこには・・・マラケシュで出会った女性二人組がいました記事参照。確かカサブランカへ行くと言ってマラケシュで別れたはずですが、まさかこんなところで再会するとは・・・地球って思ったよりも狭い。そしてその隣にはアルヘシラスで別れたはずの鈴木さんの姿がありました。

あれ?何で?アルヘシラスで用があるとか何とか・・・

〉いや、一人でいるのが寂しいから追いかけてきました笑。そうしたら、さっきこの日本人女子2人組と出会って、日本人二人組と夕食に行くって聞いたから・・・

・・・本当地球って狭いですね。

そんな久しぶりの再会と昨日ぶりの再会、2つの思わぬ再会があり、その夜は、5人での大宴会となりました。モロッコでは酒なしの宴会だったため、スペインでのビールを飲みながらスペイン料理をつつく宴会は大盛り上がりとなりました。それこそワンピースの宴みたいな感じでした。

あまりに楽しい時間だったため、思わずセビーリャに何日か滞在しそうになりましたが、私は皆と比べてあまり時間がありません。坊主なので後ろ髪を引かれることはないのですが、それでも後ろ髪を引かれる気持ちでセビーリャをでなくてはいけません。ということで明日は朝6時に起きて、ポルトガルのサグレス行きのバスに乗るつもりです。


A01 地球の歩き方 ヨーロッパ 2018〜2019 [ 地球の歩き方編集室 ]