ドイツFKK旅行記15 フランクフルトへの中継地ヨルダンのアンマンへ到着 2018年10月フランクフルト

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アンマンに到着したのは夜明け前でした。ここで5時間ほど時間を潰して本来の目的地フランクフルトを目指すことになります。しかし、ここで困ったことがありました。というのもトランジット時間は5時間。早速ゲート前で待機しようと思っていたのですが、フライト情報が示されている電光掲示板は4時間後までのフライト情報しか載っていませんでした。

アンマンの空港は100番までと、100番以上で場所が左右に大きく離れていました。どちらに行けばいいのか不明。仕方がないので、どちらにも行きやすいようにちょうど真ん中辺りにある椅子に座り時間を潰すことにしました。昔のバックパッカー時代を思い出し、空港の椅子に横になって寝ようかとも思ったのですが、アンマン空港の椅子は一つ一つががっちり硬い手すりで仕切られているため横になることができません。

クソが。恥ずかしいという概念がない中国人や韓国人や、基本頭のおかしい西洋人のように、地べたに横になる、という選択肢は、公と私を分け、恥の文化がある日本人である私にはありません。そう。今回はこんな時のためにタブレットを持ってきていました。仕方がないのでタブレットとUSBに詰め込んだマンガのデータ200-300冊分。これを見ながら時間を潰そうと思いました。

そうだ。ついでにスマホの充電もしておこう。そう思い、大概の空港に設置されているスマホの充電スペースを探しました。すると青い光に包まれた充電ブースを発見しました。しかし、充電器を取り出し近づいてみるとそこにコンセントはなく、あるのはUSBコネクトのみ。ちくしょう。何でだよ。本当使えねえなサムスンは。

他にも色々な場所を探してみましたが、結局どこの充電ブースも全てUSBコネクトのみ。さすがにUSB変換コネクトは持ってきていないので諦めて椅子に戻りました。するとその椅子の下に何やら地面からケーブルが伸びているのを発見しました。何だこれ?とよーく見てみると椅子の下にUSBと普通のコンセントの差込口があるではないですか。

すげえ。これは便利。バンコクの空港でも、日本の空港(名古屋だけど)でもこんなの見たことありません・・・というかこれがあるならあのUSBのみの充電ブースいらなくない?そんな素朴な疑問をいだきながらスマホと音楽プレイヤーとタブレットを充電することに成功しました。


さて、そんなドイツでのインターネットの使用方法ですが、まず思い浮かぶのは、ホテルやレストランのWIFIを使うという方法。これはとくに問題なく使用できます。しかし、当たり前の話ですが、その場から離れてしまえばインターネットは使えなくなります。

次に、現地でプリベイトSIMを購入するという方法があります。この方法は現在の海外旅行の主流?で、一番安価で確実にインターネットが使用できます。しかし、ドイツでこの方法は難しいようです。というのもプリベイトSIM自体はどこでも売っているようですが、それを有効にするにはかなり面倒くさい手続きが必要で、事実上短期旅行者は使えない制度になっているとのことです。

詳しくはこのページを参照して下さい。つまりタイやフィリピン、その他の国のように持参した白ロムスマホに現地のプリベイトSIM(SIMの期限、速度、上限などの契約は別途必要)を差し込めば自動的に使えるというわけではないようです。

また、現地のフリーWIFIを使う、という手もあります。しかし、ドイツは日本と同じくらい、いやひょっとしたらそれ以上にフリーWIFIスポットが充実していません。ある限られた場所、空港、駅、観光スポットに(一応)WIFIスポットはありますが、そのほとんどはそもそも速度が遅く、かつ時間制限(30分~1時間)があり、接続しない時間をイライラして待ち終わる、という感じでまるで使い物になりません。

というわけで、結論としては、安定してドイツ旅行中にインターネットを使用したい場合、日本からレンタルWIFIを持参する、というのがベターな方法と言えます。頼る人のいない他国の空の下で常時ネットを使える、という安心感はもはや保険、心の精神安定剤とも言えます。そういう意味でも日本でレンタルWIFIを契約しておくのをお勧めします。