海外移住日記第143話 段ボールで当座の家具を作る

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タウンハウスに引っ越し、新生活がスタートしましたが、色々と小さい問題が山積していました。続いては、家具に関して。というのも料理をする作業スペースが不足していました。詳しくいうと、具材を切る場所や、炊飯器やコンロを置く場所が足りませんでした。これは不便。ローカルのタイ人のように地べたに置いて調理をする・・・そんなわけにはさすがにいきません。

家具を買うか?いやしかし・・・キッチンの流し同様、長期間住むのが決定ならば買うのもやぶさかではありませんが、いつこの家が嫌になって引っ越すことになるのか分かりません。その際、家具を持っての引っ越しなんて想像するだけでげんなりします。さてどうするか?しばらく考えた後、考えついたのが、ダンボールを使った家具作り、でした。


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まあ、あくまでも当座の処置として・・・もし、この家が気に入れば、もしくは誰かと住むようになれば改めて購入すればいいだけの話です。幸いに原料となるダンボールはありました。それは冷蔵庫のダンボールでした。それは私が入居条件の一つとして挙げて、オーナーが買って設置しておいてくれた冷蔵庫のダンボールが置いてありました。捨てようとしていたところ、私がなにかに使えるかもしれないから、と引き取ってありました。

その時は、まさかダンボールで家具を作ろうと思っての発言ではありませんでした。しかし、結果的にあの時の私ナイス。というわけで早速ダンボール家具作りを開始するため、ネットでダンボール家具について調べてみるとあるわあるわ。今ダンボール家具が流行っているんですかね?リノベ女子なんて言葉があるくらいだし。


リトルスペース (段ボール、木材、布で手作りする、居心地のいい「子どもハウス」とご機嫌な「宝物」)

そんなわけでそれらを参考に早速工作を開始することにしました。まあ、と言ってもそんなに精巧な作りの家具は必要ありません。既述のように近くの市場で買ってきた折りたたみのデスクはすでにあります。そのため具材を切る等の作業はそちらでやればいいので、後はシンプルに炊飯器とIHコンロが置けるくらいの台があればいい。サイズ的には、横幅60cm×奥行30cm×高さ100cmくらい。

既述の冷蔵庫のダンボールを一旦バラし、巨大な長方形の塊にして、それをちょうどよい大きさに組み立て直すことにしました。冷房施設のない1階部分にて汗だくになりながら格闘すること小一時間。職場から借用してきたカッターとパクってきたガムテープで補強して希望の大きさの台が完成しました。

そしてそこに先日日本に帰国した際に100円ショップで買ってきたテーブルクロスをかけ、それを上からロープで固定。さらに炊飯器とコンロを置く上部には、これまた100円ショップで購入してきた断熱効果ボードを置くことで簡易の調理台が完成しました。